原文入力:2011/11/17 23:04(1444字)
ソク・チンファン記者
民労・参与・統合連帯‘3者統合’最終合意
民主が推進する‘統合政党’と二軸
アン・チョルス 第3の変数‘2+1’触覚
民主労働党と国民参与党、進歩新党脱党派の統合連帯が17日、進歩3者統合に最終合意し来年の総選挙・大統領選挙を控え全野党陣営が本格的な勢力再編期に入った。民主党と‘革新と統合’および市民社会が参加する民主統合政党が一つの軸を形成しながら、来月にスタートする統合進歩政党がこれに挑戦する民主-進歩両立体制が構築された。そこへ高い支持率を示しているアン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長が第3の変数として作用する、いわゆる‘2+1構図’が形成されているわけだ。
この間の統合議論で産みの苦しみを味わった民主労働党と参与党、統合連帯はこの日‘3者ワンショット’統合方式に合意し早ければ来月4日にも統合全党大会を開くことにした。 3者間で‘総選挙地方区候補選出方式’に対して論難があったが、参与党が‘統合政党スタート後、50人委員会を開いて決めよう’という仲裁案を出し、民主労働党と統合連帯がそれを受け入れ1年余りにわたる進歩統合議論が一段落した。
進歩3者統合が実現し、民主党と‘革新と統合’等この間全野党陣営大統合を推進してきた勢力はパク・ウォンスン ソウル市長とキム・ドゥグァン慶南(キョンナム)知事、韓国労総などが参加する中間規模の民主統合政党を作った後、次の段階を模索しなければならない状況に置かれた。民主党などはこの間政派別独立性が保障される連合政党方式での統合を強調して参与党と進歩陣営にも熱心に働きかけたが、‘連合政党論’は事実上 力を失うことになった。
全党大会方式を巡り葛藤が生じている民主党が‘革新と統合’等といわゆる‘中統合’をどのように実現するかも関心事だ。両社は統合全党大会方式を巡り党員と一般国民が全て参加し指導部を選ぶいわゆる‘ワンショット統合選挙戦’方式の導入可否について折衝を続けている。民主党が民主統合政党建設に失敗する場合、第一野党としての求心力を相当部分喪失し統合進歩政党が野党圏支持者らの間で勢力を広げていく可能性もある。去る8月に韓国社会世論研究所(KSOI)調査で民主労働党と進歩新党、国民参与党の統合がなされる場合、支持率が19.8%に達し、民主党19.2%と拮抗した。
アン・チョルス院長が野党圏の第3支隊として及ぼす影響力も重要な変数だ。 ‘変化’を望む相当数の野党圏指向支持者がアン院長の登場に熱狂していて、新たにスタートする民主統合政党や統合進歩政党全てが支持勢力を広げることが容易でない状況だ。
結局、来年の総選挙・大統領選挙ではこれら野党圏3大勢力の競争と協力、統合と連帯が全野党陣営の進路の最大変数になる展望だ。政治評論家コ・ソングク博士は「今や統合進歩政党と民主統合政党が統合する可能性よりは選挙連帯に進む可能性が高くなった」として「進歩政党が統合されれば次の総選挙で野党圏候補単一化交渉で統合進歩政党の交渉力が強まらざるを得ない」と展望した。
ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/506019.html 訳J.S