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ナ・ギョンウォン 事前に受け取った‘成功報酬’弁護士協会 倫理章典 違反

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/501793.html

原文入力:2011/10/20 22:36(880字)
イム・インテク記者、キム・ジョンピル記者


依頼人 "3千万ウォンの内 1千万ウォン 返戻"


ナ・ギョンウォン ハンナラ党ソウル市長候補が弁護士時期に‘成功報酬金’を事前に受け取り(<ハンギョレ>10月20日付1面)弁護士倫理章典に違反したという指摘が提起された。

去る2003年7~8月‘ナ・ギョンウォン法律事務所’を運営中のナ・ギョンウォン弁護士に刑事事件2・3審を依頼したチョ・某氏は20日「ナ弁護士に受託料3000万ウォンをあらかじめ入金したが、この中には‘成功報酬金’が含まれていた」と話した。チョ氏は「2審で拘束中の兄を出してあげるという条件で3000万ウォンを払ったが、敗訴して4ヶ月余り後に1000万ウォンだけ返してもらった」とし「1000万ウォンを返してもらった後‘今後は問題にしない’という要旨の覚書も書いた」と話した。 チョ氏は「ソウル、瑞草区(ソチョグ)、瑞草洞(ソチョドン)の正鵠ビルディングにあったナ・ギョンウォン弁護士の事務室でナ弁護士が直接手渡した覚書に署名だけして小切手など現金を返してもらった」と当時の状況を説明した。


これについて複数の弁護士は「成功報酬金を事前に受け取ることは弁護士社会で明白な不法」と指摘した。大韓弁護士協会が弁護士法に基づき制定した弁護士倫理章典(2000年改正施行)は 「弁護士は成功報酬を条件付きで事前に受けとってはならない」と規定している。大韓弁護士協会は該当規定に違反した弁護士は懲戒委員会に回付することにしている。


これに対してナ・ギョンウォン候補選挙対策本部のアン・ヒョンファン スポークスマンは「ナ候補に事実関係を訊いてみる」と話した。


イム・インテク、キム・ジョンピル記者 imit@hani.co.kr


原文: 訳J.S