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"ナ・ギョンウォン、関連ないと言っていた父親の学校で 理事 10年間"

原文入力:2011/10/19 15:00(2393字)


チョン・ボンジュ前議員 "本人が理事でいながら、父親のことであり別個だなんて…"
"ハンナラ議員が部屋を訪ねてきたのは初めてであり最後…圧迫を感じた"


←ナ・ギョンウォン ハンナラ党ソウル市長候補が18日午後、ソウル、城東区(ソンドング)クンナム市場付近で街頭遊説をしている。 ニューシス


チョン・ボンジュ前民主党議員が19日ラジオ インタビューを通じてナ・ギョンウォン ハンナラ党ソウル市長候補が‘関係はない’と主張した父親所有の学校で10余年間にわたり理事を引き受けていると話した。

 チョン・ボンジュ前議員はこの日SBSラジオ‘ソ・ドゥウォンの時事焦点’に出演し「ナ・ギョンウォン議員が大嘘をついた」として「MBC放送でラジオ インタビューの途中、父親の学校について尋ねられ何と返事をしたかといえば‘父の学校は父の学校であり、私ナ・ギョンウォン候補に関して話をして欲しい’と言った」として「ところが今 私たちが問題提起している禾谷(ファゴク)中・高等学校を持っているホンシン学院は父親の学校であると同時にナ・ギョンウォン候補が2001年から現在までこの学校の理事である」と明らかにした。 チョン前議員は「ナ・ギョンウォン候補が深刻な嘘をついた」とし「父親の学校だから私に言うな、これは通らない話」と批判した。


 実際、ナ・ギョンウォン候補は2001年に学校法人ホンシン学院の理事に就任し現在は3回目の任期中だ。今回の任期は2014年2月までだ。ナ・ギョンウォン候補は2005年の開放型理事制導入を核心とする私学法改正に先頭に立って反対した当時にも私学の理事として在職中だったため問題になった。<ハンギョレ>は去る13日付紙面でナ・ギョンウォン候補を検証しつつこの部分を指摘した経緯がある。当時キム・ヘンス私立学校改革国民運動本部政策局長は「国民の利益を代弁しなければならないナ・ギョンウォン候補が、自身の利害が絡んだ法案に積極的に反対したことは適切でない」と話した。 ホンシン学院関係者は 「ナ議員が国会議員になった以後には理事会にはほとんど参加しておらず、今年の理事会は4回とも全て参加しなかった」と話した。


 チョン前議員はまた、ナ・ギョンウォン候補が2005年自身の議員室を訪ね、父親の学校を監査対象から外してくれという請託をしたことはないと主張していることに対しても「私は明確に請託として受け取るほかはなかった」と話した。


 チョン前議員は「ハンナラ党議員が私が4年間国会活動をする間に私どもの部屋を訪れたことは初めてであり最後だった」として「相手の党議員と親しいとは言え部屋を訪れることは難しいことで、それで非常に異例なことなので私どもははっきりと記憶している」と話した。チョン前議員は「私どもが監査する学校を選定する渦中で私どもの部屋を訪れたということが非常に圧迫」とし「ナ・ギョンウォン議員が私学法の時、敏感な問題だから議員総会にも参加しなかったし、教科委へも行かなかった。ところがそのように党内でどこにも行かなかった人が私どもの部屋を訪ねてきたし、その学校に対して詳細に説明したことはそれ自体がつじつまの合わない嘘ではないか」とナ議員を批判した。


 2005年当時、チョン前議員の補佐官だったヨ・ジュンソン補佐官も18日、自身のフェイスブックに「当時ヨルリンウリ党と参与政府が私立学校法改正のために全力を注いでいる時、ナ・ギョンウォン ハンナラ党議員が私たちの議員室を訪ねてきた」として、当時の状況を詳しく紹介した。 ヨ補佐官はこの文で「父親が私学財団を運営することは罪ではないが嘘は罪」として「公職者になるという人の嘘は深刻な罪になる」と書いた。


←チョン・ボンジュ前議員


チョン前議員はナ議員の言葉のつじつまが合わないとし、また別の嘘も指摘した。チョン前議員は「ナ・ギョンウォン候補が‘その学校は監査対象に入らなかった’として父親が理事長である禾谷中・高、禾谷女商を指し示したが、禾谷中・高等学校はすでに私たちより前の16代国会の時に国会が監査資料を提出するよう要求するとおよそ50日間も経ってから結局その学校だけが唯一監査資料を提出しなかった」とし「なぜ提出しなかったのかと尋ねたところ行政室長が監査資料を燃やしてしまったと国会に直接釈明するほどだった。学校資料を燃やすほどに深刻な問題があった学校だ」と指摘した。


チョン前議員はインタビューの最後に「ナ・ギョンウォン候補が実質的に理事長の娘であり自分が理事であって、その学校に強大な影響力や権限を持っているということが十分推察される学校なのに‘それは自分とは別の問題だ’と話した」として「私が昨日<私はセコい>放送で話したのは、これがナ・ギョンウォン候補が二番目の嘘をついたことだ、父親のことだから私とは関連がないというのではなく、実質的にナ・ギョンウォン候補は本人当事者がこの学校の理事だということを話した」と強調した。


 ナ・ギョンウォン候補もこの日、平和放送ラジオ‘開かれた世界 今日! イ・サンドです’に出演し、チョン・ボンジュ議員が‘私はセコい’放送を通じて提起した疑惑に対して「選対本部長を引き受けられて無理手を使っているような気がします」とし「これ以上、選挙に悪影響を及ぼす虚偽事実を流布されるならば法的対応も検討しなければならないのではないかと思います」と話した。
デジタルニュース部


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/501443.html 訳J.S