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ナ・ギョンウォン 受託料 税金脱漏 疑惑

原文入力:2011/10/20 08:34(1381字)
イム・インテク記者


弁護士時期に数千万ウォン 職員の口座で受け取る
"脱税意図 強い"…ナ側 "事務長が管理"


←ナ・ギョンウォン ハンナラ党ソウル市長候補が19日午前、ソウル、城北区、長位(チャンウィ)伝統市場を訪れ、商人たちと握手し支持を訴えている。 キム・ジョンヒョ記者 hyopd@hani.co.kr


ナ・ギョンウォン ハンナラ党ソウル市長候補が弁護士時期に受託料を本人ではなく職員名義の口座で受け取っていた事実が19日明らかになった。これに対して税務専門家たちは弁護士や税理士などが税務申告を縮小し税金を脱漏するための通常的方法の一つと話した。

ナ候補は2003~04年ハンナラ党運営委員として在職した当時、ソウル中央地裁近隣に‘ナ・ギョンウォン法律事務所’を運営していた。税務当局は弁護士事業登録者口座(事業用口座)を本人名義で申告し該当口座で受託料を受け取るよう指導している。2003年当時この規定は脱税予防のための勧告事項と見なされていたが、2006年からは義務条項になった。だが、ナ候補は事業用口座の代わりに事務所の女子職員キム・某氏の口座で一部受託料を受け取っていたことが分かった。


当時ナ候補者に事件を依頼したチョ・某氏は、この日<ハンギョレ>に「去る2003年に実兄が恐喝脅迫容疑などで起訴され、2・3審刑事事件をナ・ギョンウォン弁護士に任せたが、成功報酬金(勝訴を前提とした受託料)を含め3000万ウォンを2回に分けてキム・某氏名義口座に送金した」として、朝興銀行口座写本と口座番号などが印刷されたメモなどを提示した。口座主のキム氏はナ・ギョンウォン法律事務所の職員だったとナ候補側は確認した。


口座写本を見れば、チョ氏は2003年7月15日に1000万ウォン、8月20日には2000万ウォンを送金した。印刷されたメモには‘ナ・ギョンウォン法律事務所’と印刷されており連絡先とキム氏名義の朝興銀行口座の二つが記されており、チョ氏以外の依頼人たちも該当口座を使った可能性を物語る。ソウル、瑞草(ソチョ)税務所関係者は「他人名義の口座収入は事後に脱税調査がある場合に隠すための方法」とし「所得申告をしていない可能性が濃厚だ」と話した。


ナ・ギョンウォン候補選対委側は「当時、会計管理を事務長がしており、弁護士には収入が入金されなかった」として「弁護士は判決に集中しているため事務室の運営状況を正確に確認するのは難しい」と話した。選対委側は「当時の事務長を探すことはできない」として「(税務申告を漏らしたかかは)彼らに直接尋ねなければならないだろう」と話した。


これとは別にチョ氏が2審で敗訴、3審で敗訴確定判決を受け、ナ・ギョンウォン弁護士側は1000万ウォンを返戻する代わりに覚書を要求したとチョ氏は伝えた。チョ氏は「‘成功報酬金を先に受け取り敗訴したが、今後は問題提起をせず、外部にも知らせない’という要旨であった」と話した。 イム・インテク記者 imit@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/501599.html 訳J.S