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ロシア韓流ファン「韓国文化好みが少し画一的」

原文入力:2011/10/09 19:34(783字)
キム・キュウォン記者 イ・ジョンウ記者

青少年センター11人初めてのソウル旅行

ロシア、サンクトペテルブルクの韓国青少年文化教育センター(センター長 ユン・ヒマン)から、韓国語と韓国伝統文化を習う若者11人が訪韓して、ハンギョレ新聞社を訪ねてきた。

今月2日から1週間の日程で韓国に初めてやって来た彼らに、ソウル見物の感想を聞いてみた。同胞3世で販売員のソン・ヤナは、「過去の伝統が生きているようだった」としてロシア社会はもちろん韓国人同胞社会でもすでに消えた、年長者に対する礼儀や家族に対する深い愛情のようなものを挙げた。教師のミハイルは、「4日、昌徳宮に行ってみたが、歴史がよく盛り込まれているようだった」として「朝鮮の後宮が王侯のいる宮廷で一緒に住んでいたというのが異色だった」と話すこともした。彼らを韓国に導いたのは、やはり西ヨーロッパに上陸して越えて来た韓流風だった。K-POP・ドラマ・映画など韓国大衆文化を楽しみ、韓国語を学ぶためにセンターを訪ねてきた。

全体130人の学生の中で最も熱情的な韓流ファンである彼らは、韓国社会の短所もチクリとした。ユリヤは「韓国は経済発展のために個人を無視するという印象を受けた」として「社会全体の判断が違うこともあり得るので、個人が無条件に全体の雰囲気に従わなければならないのは問題」と話した。料理人のオルガも「ロシア若者たちは文化に対してそれぞれ好みが違うが、韓国はちょっと画一的な感じを受けた」と話した。

文:キム・キュウォン記者 che@hani.co.kr
写真:イ・ジョンウ先任記者 woo@hani.co.kr
原文:https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/499913.html 訳 M.S