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GM大宇 社内下請けは ‘復職’…現代車は ‘手配中’

https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/462184.html

原文入力:2011-02-07午後07:50:41(1251字)
籠城 1192日ぶりに "元請け業者、使用者であることを間接是認"
不法派遣 依然として宿題に…現代車 交渉 膠着状態

チョン・チョンフィ記者

断食は止めたが、まだご飯は食べられない。消化器官が45日間は炭水化物や蛋白質の臭いも受け付けないためだ。 断食を中断し5日目をむかえたが、病院は彼にトンチミ汁を添えた重湯だけを提供した。GM大宇自動車社内下請け労組を率いたシン・ヒョンチャン(36)支会長はそのようにして旧正月を過ごした。

シン支会長は去る2日‘GM大宇自動車非正規職闘争勝利のための仁川地域対策委員会’ と会社側が社内下請け解雇者15人の復職に合意すると断食を解いた。仁川、富平区の工場正門広告塔の上に上り高空籠城を行った解雇者ファン・ホイン氏とイ・ジュンサム氏も64日ぶりに大地を踏んだ。 1192日にわたるテント籠城もそのようにして終わった。 会社が受け入れることにした復職者15人は来年2月から1年6ヶ月間にかけて順次復職する予定だ。対策委は 「GM大宇車の使用側が交渉に応じ、非正規職労働者らの復職責任を下請け企業等に強制することにより ‘元請け使用者性’ を間接的に認めたと見られる」 と評価した。

それでも限界もまた明らかだというのが労働界の評価だ。GM大宇,昌原工場の場合、裁判所が明白な不法派遣疑惑を認めニック・ライリー前代表理事に有罪を宣告したにも関わらず、社内下請け問題はそっくり残っている状態だ。社内下請け労働者らが直接会社との協議にはいることができず、全国民主労働組合総連盟と全国金属労組が代理交渉を行ったことも物足りなさが残る内容だ。

GM大宇車の状況は昨年11月に復職に合意したドンヒオートと色々な面で似ている。シン支会長も当時、イ・ベギュン ドンヒオート支会長が言ったことと似た意見を述べた。彼は<ハンギョレ>との通話で「企業が利潤追求だけのために不法派遣する核心問題をさらに浮き彫りにできなかった点が惜しい」 として 「また現場に戻り、本質的な問題を解決してゆく」 と話した。

‘終わらなかった闘争’ は他にもある。 昨年、工場占拠ストライキを行った現代自動車蔚山工場社内下請け労働者と金属労組関係者10人余りは相変らず手配中だ。昨年7月 「不法派遣であるので現代車が直接雇用しなさい」 という大法院判決を引き出したチェ・ビョンスン金属労組未組織非正規局長とイ・サンス社内下請け支会長らは連絡が途絶えた。 カン・ジヒョン金属労組宣伝広報室長は「会社が提起した損害賠償仮差押さえと懲戒等の撤回問題で進展がなく、会社側との交渉がずっと膠着状態」と話した。 チョン・チョンフィ記者 symbio@hani.co.kr

原文: 訳J.S