原文入力:2010-10-22午後09:14:40(1034字)
事故当時 合同参謀資料で明らかに
‘海上浸透勢力 目録’からも抜く
クォン・ヒョクチョル記者
天安艦民軍合同調査団が‘天安艦攻撃主体’として指定した西海側 北韓のサケ級潜水艇に対し、合同参謀本部は天安艦事故当時には実戦配置以前段階である試運転中だとし、浸透の可能性は低いという情報判断をしていたことがわかった。
キム・テヨン国防部長官は22日午後、国会国防委の国防部総合監査で「(天安艦事故)当時(埠頭から二日間 姿を消した)西海、北韓サケ級潜水艇が試運転中であり戦力化されておらず攻撃可能性がないと判断し、対潜水艦警戒令を発令しなかった」というキム・ドンソン ハンナラ党議員の質問に対し 「間違いではない。そのような部分がある」と答えた。合同参謀は去る2月8日‘対浸透情報判断’という資料を通じ、昨年末基準で‘平壌付近の船舶建造施設でサケ級潜水艇を建造・艤装中’と判断したと知られた。
ソン・ヨンソン未来希望連帯議員も「合同参謀は天安艦事件が起きた3月26日、未識別のサケ級潜水艇が試運転中だと判断した」とし「試運転中のサケ級潜水艇がどうして3月26日夜に魚雷を積み天安艦を攻撃したのか」と指摘した。 合同参謀が2艦隊に‘未識別潜水艇が(北韓)港内で試運転しようとしている’という情報判断を下し、下級部隊の海軍2艦隊司令部としては「特異状況がない」と判断し対潜水艦警戒態勢を格上げしなかったということだ。
ソン議員はこれと共に「国防部情報本部が天安艦事件一ヶ月ほど後の4月27日‘北韓海軍戦闘序列’という資料でサケ級潜水艇を海上浸透勢力から削除した」と主張した。この日、証人として出席したキム・ドンシク前海軍2艦隊司令官も‘サケ級潜水艦を北韓の威嚇資産目録から除外したか’というアン・キュバック民主党議員の質問に 「その通り」と認めた。
これに対し、キム国防長官は「北韓は1~2月は港の結氷のため艦艇が機動できない」とし「氷が解ける3月からは当然に威嚇浸透資産に分類すると理解しているが、正確な内容を確認してみる」と答えた。
クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr
原文: 訳J.S