原文入力:2010-08-20午後06:32:24(1733字)
強制併合100周年 合同公演 開く韓国・日本の市民合唱団
←ハンギョレ平和の木合唱団のチョン・ウンスク団長をはじめとする団員たちが去る12日‘韓-日市民の合唱’公演を共に行う日本、埼玉うたごえ合唱団員たちが送ってきた米と私たちの米をひとつに集めている。この米は公演を後援するため‘平和マッコリ’を造る予定で、文字はパク・ジェドン画伯が寄贈した。(小さな写真)ハンギョレ平和の木合唱団 提供
日本‘うたごえ’、‘平和の木’に
‘苦痛の歳月 謝罪公演’を提案
両国の米で‘平和マッコリ’も製造
"とても小さくてきまりが悪いけど、私が持ってきた一握りの‘平和の歌’が一世紀が過ぎて尚癒えない慰安婦ハルモニの痛みを洗って差し上げられたら幸いです。"
去る12日夜、ソウル、孔徳洞の練習室で歌を歌ったハンギョレ平和の木合唱団の団員イム・ジェオク(45・主婦)氏は一瞬喉がつまり、唇を固く結んだ。しかし練習室はまもなく "息子よ、君が大きなおとなになって、他人の侵略を受けない国を作って" という‘母の言葉’合唱に包まれた。
合唱団員たちは強制併合100年共同行動実行委員会主催で28日夕7時30分、ソウル成均館大600周年記念館で日本軍慰安婦ハルモニのための‘韓国・日本市民の合唱-平和、その日がくれば’公演をするために、去る6ヶ月間 毎週1,2回の猛練習をしてきた。この日の舞台には韓国から平和の木合唱団60人余りと、日本の市民合唱団である埼玉県のうたごえ合唱団40人余りなど計100人余りが共に立つ。韓-日市民たちが100年ぶりに初めて声を合わせて慰安婦ハルモニたちに歌で‘謝罪’と‘慰労’をする席だ。
今回の合同公演は日本全国にわたり組織された進歩指向市民合唱団うたごえの提案でなされた。1950年代から環境・人権・平和・労働などを主題に公演をしてきたうたごえは80年代からは毎年3・1記念日、5・18,8・15の度に自費で韓国を訪れ独自の参拝行事を繰り広げてきた。
2007年にハンギョレ統一文化財団を通じて市民合唱団の平和の木と縁を結び、昨年10月の定期公演に参加団も派遣したうたごえは日帝の強制併合に対する謝罪の舞台を韓国で開きたいという意思を伝えてきた。以後、両合唱団の代表団が各々東京とソウルを訪問し、公演主題と日程などを調整し、韓国語と日本語で一緒に歌う曲目を各々練習してきた。
彼らが一緒に歌う歌の中には<母の言葉>をはじめ<奪われた野原にも春は来るのか> <その日がくれば> <ヘブライの奴隷の合唱>等、日帝の侵略を糾弾する意味をこめた曲が多い。だが、日本の団員たちは軍隊慰安婦など日帝の侵略史の勉強をしながら真心を傾け公演準備をしてきた。
平和の木代表チョン・ギョンモ(43・コンサルタント)氏は「強制併合100年の痛い過去の歴史を越え韓-日両国が未来に進むためにはこういう真実の心を土台にした謝罪と理解が必要だ」として「平凡な市民たちの合唱が大きな響きになる席になればうれしい」と話した。
ハンギョレ統一文化財団はこういう公演趣旨を生かそうと、韓-日と東アジアの平和を祈る‘平和マッコリ’を造り、公演後援者たちに答礼品として配る予定だ。去る12日、埼玉から送ってきた日本産米と平和の木団員たちが十匙一飯で集めてきた我が国の米を合わせた‘和解の米’をはじめ、全国農民会総連盟から送ってきた‘統一米’等、一般市民から米や寄付を集めマッコリを造る。28日の公演終了後には三清洞のユン・ボソン古宅で‘平和マッコリ試飲会を兼ねた韓日和合の夜’行事も行う。
‘平和マッコリ’の米後援や寄付は統一文化財団まで。(02-706-6008・angelika79@naver.com・ハナ銀行555-910009-49705)
キム・ポグン記者 tree21@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/435835.html 訳J.S