本文に移動

李大統領「『一つの中国』尊重…少なくとも年に一度の韓中首脳会談を希望」

登録:2026-01-03 06:40 修正:2026-01-03 09:03
4~7日の訪中を控え、中国メディアとのインタビューで
2日午後、中国中央テレビ(CCTV)の「高端訪談」で公開された李在明大統領のインタビュー=CCTVの画面のキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 李在明(イ・ジェミョン)大統領は中国官営メディアとのインタビューで、2日後に迫った中国国賓訪問を通じて「韓中関係が新たな段階への跳躍を遂げると確信する」と述べた。

 李大統領は2日夕方、「中国中央テレビ」(CCTV)の「高端訪談」でのインタビューで、「韓国と中国は歴史的、地政学的、安全保障的、経済的な面で様々な懸案を抱えている」とし、「韓中間にこれまで若干の誤解と軋轢(あつれき)の要素があったが、これを最小化すること、あるいはなくすことで新たな段階へと進み、互いの発展にプラスになる関係になること」が今回の訪中の目標だと述べた。

 李大統領は中国との「水平的な経済的関係を構築する」意志を示した。4〜7日に予定されている今回の訪中には200人以上の経済貿易使節団が同行するが、これを通じて韓中が経済貿易方面でどんな発展を成し遂げることを期待するかという質問に、このように答えた。李大統領は「(過去には)韓国の進んだ技術と資本、中国の労働力が結合した垂直的な形態の協力だったが、このところ中国が習近平中国国家主席の指導力のおかげで目覚ましい経済成長、発展を成し遂げ、技術と資本面でも韓国に追いつき、また韓国よりも進んだ領域が多いため、今や韓国と中国が水平的な関係を構築する必要がある」と説明した。

 特に、中国と先端産業で新しい協力分野を発掘しなければならないと強調した。李大統領は「人工知能(AI)や先端産業分野で水平的な協力関係を構築し、互いに役立つ協力的経済関係を作り出さなければならない」と述べた。中国の第15次5カ年(2026~2030)計画が高品質成長とAIなどを強調することについては、「両国の経済成長戦略は似たような側面」があると指摘し、「一方では競争関係でもあるが、他方では協力する余地がある」と語った。さらに「競争の中でも協力する部分を見出せば、中国と韓国の持続的な成長発展戦略に互いに役立つだろう」とも述べた。

 台湾問題については「『一つの中国』原則を尊重する」という原則的立場を再確認した。李大統領は「韓中国交正常化当時に大韓民国政府と中国政府が合意した内容は核心的な基準であり、依然として有効だ」とし、「『一つの中国』原則を尊重し、北東アジア、また台湾両岸問題を含む周辺問題で、平和と安定が重要だと言える」と述べた。

 昨年、中国は抗日戦争勝利80周年、韓国は光復80周年という歴史的経験を共有していることについては、「韓国と中国が侵略に対応して共に闘った歴史的経験が非常に重要だと思う」と語った。李大統領は、「他国を侵略したり、他国の人民を虐殺したりすることは、二度と起きてはならない」とし、「人間は過ちを繰り返すため、過去の経験から教訓を学ばなければならない」と述べた。それと同時に「過去だけにしがみつくことはできないため、より良い未来のためにも、その国や国民と共に進む可能性を模索しなければならない」と話した。

 また、対外政策の骨組みである「実用外交」において、韓国の「戦略的自律性」が重要だと強調した。国際関係は国益の最大化を目指し努力することだが、「適切な範囲で衝突する利害を調整し、協力を通じてより大きな利益を得ることができれば、いくらでも共存できる」と説明した。

 李在明大統領は韓中首脳が少なくとも一年に一回は会って対話することを提案した。

 李大統領は「可能な範囲内で互いに利益になるところを一生懸命探していかなければならず、より多くの対話が必要であり、より多くの協力分野を発掘しなければならない」と述べた。それと共に「韓国と中国の首脳間の会合も、正確にはできないとしても、少なくとも年に一度は会えたらと思う」とし、「複雑な状況の中でより多くの対話を通じてより良い道を模索していきたい」と語った。

 昨年10月末に習近平主席と初めて対面した李大統領は、「直接会ってみると、本当に心強い隣人、プラスになる隣人になれると感じた」とし、「意外と冗談好きで、私が冗談半分で言ったことをとても豪快に受け入れて下さり、韓国国民が習主席の人柄について良い印象を持つようになった」と語った。それと共に「このような点が韓中関係の未来だと思う」とし、「はたから見ると難しい点があるが、難しい点を意思疎通を通じて解決し、互いに役立つ部分を探して、互いに頼りながら協力する関係に作っていくのが両国にとってプラスになるが、習近平主席はその点について理解度が高いと思った」と述べた。

北京/イ・ジョンヨン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/china/1237821.html韓国語原文入力: 2026-01-03 00:44
訳H.J

関連記事