旧統一教会(世界平和統一家庭連合)による金品授受疑惑を捜査中の警察庁国家捜査本部の特別専門担当捜査チームが、家宅捜索令状に旧統一教会の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁をユン・ヨンホ元世界本部長の賄賂供与・政治資金法違反容疑の「共犯」と明記したことが確認された。
15日のハンギョレの取材によると、警察はこの日の家宅捜索令状に、韓総裁がユン・ヨンホ元世界本部長と共謀し、チョン・ジェス前海洋水産部長官、与党「共に民主党」のイム・ジョンソク議員、大韓石炭公社のキム・ギュファン社長の3人に金品を提供したと明記したことが分かった。韓総裁に適用された容疑は、贈賄と政治資金法違反だ。
警察は、韓総裁が収監されているソウル拘置所の押収捜索を行い、面会の録音資料などを確保する一方、旧統一教会の聖地である京畿道加平郡(カピョングン)の天苑団地一帯を同時多発的に家宅捜索したという。
また、韓鶴子総裁が居住する天正宮、礼拝堂の天苑宮聖殿、事務局の天勝殿などに捜査官を送り、各種資料や物証を確保しているという。警察は家宅捜索を通じて政界ロビー関連の物証を確保する一方、韓鶴子総裁が天正宮に保管していたことが判明した280億ウォン(約30億円)規模の現金の束の実体を調べるものとみられる。
警察はこの日、これらの場所に加え、チョン・ジェス前海洋水産部長官の自宅と国会議員事務室、「共に民主党」のイム・ジョンソク議員と旧「未来統合党」のキム・ギュファン元議員(現・大韓石炭公社社長)の自宅、キム・ゴンヒ(尹前大統領の妻)特検事務室などでも一斉に家宅捜索を行った。