韓国の全州大学は13日午後、校内のオンヌリホールで、日本の鳩山由紀夫元首相に名誉行政学博士号を授与した。全州大学は、鳩山元首相が韓国と日本の過去の歴史について正しい認識を持ち、過去の日本の侵略を謝罪するなど、アジアの平和と発展のための業績を認め、名誉博士を授与したと説明した。
鳩山元首相は政界を離れた後も、東アジア共同体研究所理事長、財団法人「友愛」理事長、国際アジア学会名誉顧問などを引き受け活動している。鳩山元首相はこの日、アジアの平和と東アジア共同体構築を内容する講演を行った。
鳩山元首相は2009年、当時野党の民主党に所属しており、日本憲政史上初となる単独政党による水平的な政権交替を実現した。だが、在日米軍基地の普天間基地の移転問題や政治資金スキャンダルなどによって、首相就任からわずか9カ月で失脚した。