原文入力:2010-02-24午後09:39:41(947字)
2008年ろうそく集会 捜査・判決分析…憲法裁判所に‘意見表明’検討
パク・スジン記者
夜間デモが即 暴力行為につながると見るのは無理という国家人権委員会(委員長 ヒョン・ビョンチョル)の分析結果が出た。
人権委事務局は最近全員委にあげた報告書で「夜間示威関連裁判結果と検察捜査発表などを調べた結果、夜間デモ現場で暴力による‘深刻な公共秩序破壊行為’が起きたとは見難かった」と明らかにしたことが24日確認された。
人権委は2008年ろうそく集会当時、3ケ月間に約100万人余り(警察推算)が参加したが、暴力的な公共秩序破壊行為で実刑宣告を受けた被告人が5人に過ぎないという点などをこういう分析の根拠に挙げた。
人権委はこういう結論を土台に、憲法裁判所に公式にこういう意見を表明をするか否かを検討している。憲法裁判所はソウル中央地裁が昨年12月に集示法第10条の夜間示威禁止条項の違憲可否を判断して欲しいという違憲法律審判提請事件を審理している。
人権委の検討結果によれば、去る2008年のろうそく集会と関連してソウル地域で裁判を受けている181人(2009年2月23日基準)の内、公務執行妨害・暴行・傷害など暴力行為と関連した内容で起訴された被告人は46人(25.4%)に留まったことが分かった。残り135人(76.4%)は一般交通妨害,名誉毀損などで起訴された。また昨年7月9日を基準として1審以上の判決が宣告された93人の内、集会・示威現場で暴力行為で実刑を宣告された人は5人(5.4%)に過ぎなかった。
一方、人権委は去る8日と22日に全員委員会を開き‘夜間示威違憲可否に対する意見表明’案件を議論したが、会議に参加しなかった委員らの意見収斂と追加調査が必要だという理由で決定が延ばされた。人権委がこれと関連して意見を明らかにするか否かは来月8日に開かれる全員委員会で決められる。
パク・スジン記者jin21@hani.co.kr
原文: 訳J.S