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ソウル豪雨「マンホール失踪」、弟に続き姉も遺体で発見…13人死亡、6人行方不明

登録:2022-08-13 03:26 修正:2022-08-13 08:42
中央災害安全対策本部の集計…農作物の被害も増える
ソウル警察庁は、機動本部の警察官と義務警察官700人あまりを、先日の記録的豪雨で大きな被害を受けた冠岳区や銅雀区などの水害現場に投入し、浸水した住宅の什器類の片付けや河川周辺の遺留物、木の枝、土砂の除去などを支援させることを決めたと12日に発表した。写真は水害復旧支援を行うソウル警察機動隊/聯合ニュース

 韓国当局の集計によると、8日からの豪雨による死者は13人、行方不明者は6人。

 中央災害安全対策本部の12日午前6時の集計によると、8日夜にソウル瑞草区(ソチョグ)で行方不明になった4人のうち、3人が11日夜までに遺体となって発見されたことにより、死者は13人となった。この日遺体が発見されたのは、豪雨当時、弟と一緒にいたところ急流に流されて下水道の中に吸い込まれた女性。12日に銅雀駅近くの盤浦川(パンポチョン)で発見された。弟は10日に近くのバス停付近のマンホールで発見されている。

 行方不明者は6人で、内訳は瑞草区の地下街1人、京畿道広州(クァンジュ)2人、南楊州(ナミャンジュ)1人、江原道原州(ウォンジュ)2人。

 12日午前5時までの累積降水量は、京畿道広州643ミリ、楊平(ヤンピョン)641ミリ、ソウル577.5ミリなど。梅雨前線が南下したことで忠清北道堤川(チェチョン、347ミリ)、全羅北道群山(クンサン、257ミリ)などにも大量の雨が降った。これに伴い、中部地方以南の田畑で農作物の被害が拡大しつつある。農作物被害は878.5ヘクタールに及び、内訳は忠清南道が473.2ヘクタールで最も大きく、江原道217.1ヘクタール、京畿道125.2ヘクタール、仁川市45ヘクタール、忠清北道14ヘクタール、世宗市4ヘクタールなど。

 被災者数は900世帯1492人。このうち、まだ779世帯1285人が帰宅できずにいる。中央災害安全対策本部は、午前まで全羅道圏、慶尚北道圏南部、慶尚南道圏、済州道には雨が降るところがあり、全羅南道圏には突風や雷を伴う強い雨が降るところがあるとして、注意を呼びかけている。

チョン・ジョンフィ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/area_general/1054521.html韓国語原文入力:2022-08-12 11:37
訳D.K

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