インターネット報道機関「ソウルの声」のペク・ウンジョン代表(69)が産経新聞ソウル支局を訪ね業務を妨害した容疑で罰金刑を宣告された。
ソウル中央地裁刑事合議33部(裁判長ノ・ホソン)は15日、業務妨害などの容疑で起訴されたペク氏に罰金200万ウォン(約20万円)を宣告した。一緒に起訴された「ソウルの声」の記者H氏は罰金50万ウォン(約5万円)を宣告された。裁判所は「産経新聞元ソウル支局長の発言に抗議する目的だったが、伝播の可能性が高い放送を撮影しインタビューを強要し、退去要求に応じず業務を妨害した」と指摘した。
ペク氏とファン氏は2019年7月18日、ソウル市中区の京郷新聞ビルに入居している産経新聞ソウル支局の事務室を訪ね、大声で騒ぎ、職員にインタビューを要求し、退去要求に応じなかった容疑で起訴された。二人は事務室に20分程留まりカメラで内部を撮影し「ここがいつも韓日問題を作る問題の報道機関」、「元支局長が大韓民国国民を冒とくし侮蔑したことを取材しにきた」と話したと調査された。
二人は産経新聞の黒田勝弘元ソウル支局長が光復節について「日本が韓国に施す恩恵を中断した日」と妄言したという理由でこうした行動をした。