本文に移動

人権団体 "人権委員長 辞退しろ"

原文入力:2010-01-08午後10:53:27
新年業務計画発表の席で…
昨年 龍山惨事 意見表明関連
‘チョン委員 突然閉会’問題に

パク・スジン記者

←ヒョン・ビョンチョル国家人権委員会委員長

国家人権委員会(委員長 ヒョン・ビョンチョル)で人権団体などを対象に新年業務計画を発表する席がヒョン委員長の‘全院委員会一方的閉会宣言’を巡る論難で跛行した。

人権委は8日午後、ソウル,中区,武橋洞キルの人権委11階学びの場で40ヶ余りの人権および市民社会団体の人々を対象に‘2010年人権委業務計画’を発表する政策懇談会を開いた。だが多数の参加者らは最初の挨拶の順序でヒョン委員長の最近の動きを問題にして出た。ヒョン委員長は先月28日に開かれた人権委全員委員会で‘龍山惨事関連裁定申請に対する人権委の裁判所への意見表明案件’を議論し、中途で一方的に会議を終わらせ人権委員たちの強い反発をかった。(<ハンギョレ> 7日付8面)

この席でミョンスク人権運動サランバン活動家は「ヒョン委員長は委員長になった後、龍山惨事現場を一度でも行ってみたのか」として「外国にある国連社会権委員会委員でさえも龍山惨事は住居権・生命権を威嚇した惨事と指摘したのに、我が国の人権委員長は龍山惨事と関連して裁判所に意見表明をしようという案件さえ議論を遮っており惨憺たる思いだ」と話した。

イ・テギョン土地正義市民連帯事務局長も「人権委が土地権,住居権など社会権を粗末にしているという指摘をしにきたが、‘一方的閉会’の話を聞くに及んでこれ以上人権委に期待できるものがないように見える」と話した。参加者らはこれと関連してヒョン委員長の辞退を促すこともした。この日の懇談会の席にはヒョン委員長とキム・オクシン事務総長,チェ・ギョンスク,ユ・ナムヨン,ムン・ギョンナン常任委員らが参加した。ヒョン委員長は会議開始一時間ほど過ぎて参加者たちの挨拶の言葉が終わるや本人が最後に挨拶し直ちに席をはずした。以後の懇談会は予定通りに進行された。

この日全体4時間程度の懇談会で人権委が出した新年計画も‘中身’がないという批判を受けたと伝えられた。イム・テフン軍人権センター所長は「アフガン派兵と医療民営化など今年の主要人権関連イシューに対する十分な考慮なしに昨年行った事業をそのまま継続するという計画だけだった」と話した。パク・スジン記者jin21@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/rights/397831.html 訳J.S