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ソウル市長候補の支持率、野党候補48.9%…与党候補に20ポイントの差

登録:2021-03-25 02:10 修正:2021-03-25 08:20
オ・セフン、パク・ヨンソンを19.7pリード 
文在寅大統領の国政遂行に対する肯定評価30.4%
4・7ソウル市長補欠選挙の保守野党陣営単一候補に確定した国民の力のオ・セフン候補が23日、国会疎通館で行われた記者会見を終え、取材陣の質問に答えている=共同取材写真//ハンギョレ新聞社

 4月7日のソウル市長補欠選挙に出馬した野党「国民の力」のオ・セフン候補と、与党共に民主党のパク・ヨンソン候補。世論調査を実施したところ、両者の仮想対決で、オ候補が20ポイント近くリードするという結果が出た。

 リアルメーターは24日、YTNと交通放送(TBS)の依頼により22~23日にソウル在住の満18歳以上の1042人に対して実施した世論調査の結果を発表した。「ソウル市長選に候補一本化で次の候補が出馬したとすると、誰に投票するか」との質問には、オ候補と回答した人が48.9%、パク候補が29.2%だった。候補間の格差は誤差範囲(信頼水準95%、標本誤差±3.0ポイント)を超える19.7ポイントだった。

リアルメーターのウェブサイトより//ハンギョレ新聞社

 リアルメーターは、今回の補選の意味についても尋ねた。「政府与党を審判するために野党に力を与えるべき」という回答は59.2%、「安定的な国政運営のために政府与党を支持すべき」との回答は32.9%だった。次期ソウル市長の重点懸案としては「不動産市場の安定」という回答が41.8%を占め、最も多かった。続いて「民生経済の活性化および雇用創出」(27.4%)、「江北と江南の均衡発展」(7.8%)、「環境および生活安全」(7.2%)、「少子高齢化対策」(7.0%)の順だった。補選の投票に行くかとの問いには、93.6%が「行く」と答えた。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政については、「よくやっている」という肯定評価が30.4%、「間違っている」という否定評価が67.0%だった。国民の力の政党支持率(32.7%)が文大統領の国政遂行に対する肯定評価(30.4%)より高いことが目を引く。民主党の支持率は23.5%、国民の党は13.4%、正義党は3.5%、開かれた民主党は3.1%だった。調査概要と結果の詳細は、リアルメーターまたは中央選挙世論調査審議委員会のウェブサイトを参照。

キム・ミナ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/987996.html?_fr=mt2韓国語原文入力:2021-03-24 10:34
訳D.K

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