共に民主党のイ・ナギョン代表室副室長だったL氏(54)が3日夜、遺体で発見された。
警察と検察の説明を総合すると、L副室長はこの日午後9時15分ごろ、ソウル瑞草区(ソチョグ)のソウル中央地裁近くの建物で、警察の捜索中に発見された。警察はL副室長が死亡した経緯を調べている。警察関係者は「正確な死亡経緯は調査しなければ分からない」と述べた。
ソウル中央地検は「故人が昨日(2日)ソウル中央地検経済犯罪刑事部に出席し、弁護人の参加の下、午後6時30分まで取り調べを受け、夕食後に取り調べを再開することにしたが、その後所在が確認されなかった」と明らかにした。これに先立ち、L副室長は4月の総選挙当時、オプティマス資産運用側から複合機のリースを提供されたとして、最近ソウル市の選挙管理委員会から告発された。イ代表は今年2月から5月まで、オプティマス資産運用関連会社のトラストオールからソウル鍾路区(チョンノグ)の選挙事務所の複合機リース料として月11万5千ウォン(約1万800円)の支援を受けていたという疑惑が持たれている。このような疑惑に対し、イ代表側は「参謀陣が知人から借りた複合機だと思った」と釈明した。ソウル中央地検は「このような事件が発生したことを非常に残念に思い、遺族の方々に深い哀悼の意を送る」と述べた。