原文入力:2009-12-09午前08:18:47
丹東・図們からみた北韓
ドルなど 外国為替取り引き 途絶え…北韓-中国交流も‘オールストップ’
旧貨幣10万ウォンまで新貨幣1千ウォンに交換
中国 事業家 "党 掌握力 確実…大変なことにはならない"
パク・ミンヒ記者
←中国,吉林省,図們と豆満江を境に向かい合っている北韓,咸鏡北道の南陽市で7日、国境守備の軍人が国境付近を歩いている。北韓の貨幣改革後、北韓内部動向に関心が集まっている。 図們/パク・ミンヒ特派員.
"今は状況がちょっとあれだが、貨幣交換が終われば良くなるでしょう…." 去る6日、中国,遼寧省,丹東のある事務室でようやく会った北韓貿易会社の職員は、言葉を濁しながらも電撃的な貨幣交換以後、北韓内部に不満が多く交易も麻痺しているという事実を否認しなかった。彼は「一世帯当たり旧貨幣で何百万ウォンずつはあった。旧貨幣10万ウォンまでを新貨幣1000ウォンに変え、特典措置として家族一人当り500ウォンずつ与えるので3人家族ならば2500ウォンまで受け取る。富裕な人々は貨幣改革以後よても大変だと言っている」と話した。
彼は貨幣交換は「水平を合わせようとする措置」として「それ以前には金持ちも多かったが今はみな公平に再び始めようということ」と話した。「それ以前までは平壌市内の商店や食堂でドルや元貨を受け付けていたが、今は一切外国為替では取り引きできない」とも語った。
北韓が‘奇襲作戦式’貨幣改革を実施した後、北韓内部の不満が高まり、特にガソリンや生活必需品の流通がマヒ状態に陥るなど深刻な副作用が現れているということについて、北韓境界地域で会った関係者たちの間に異見はなかった。貨幣交換以後、去る7日まで鴨緑江周辺の新義州-丹東と豆満江沿岸の南陽-図們を往来する北韓-中国間物資の流れはほとんど途絶えていた。丹東の消息筋は「黄海道,海州で事業を営む中国人事業家と4日通話した時、ガソリンやその他資材を求めることができず、約束した日に物を供給することができないという話を聞いた」と伝えた。
北韓に工場を置き賃加工業と貿易業を営むある中国人企業家は「5日平壌から機械を持って出てくることにしていたが、出てくることができなかった。持って出てくることにしていた物もみな縛られている」とし「平壌から新義州に来る道路はみな封鎖されたという。電話連絡も何日もうまくいかない。中(北韓内部)の雰囲気が混乱している」と話した。
北韓の内部事情に精通した消息筋は貨幣改革以前は北韓内流通物資の半分以上が国家の統制しない個人取り引きだったが、突然な貨幣改革で国家の統制網に捕えられなかった民間取り引きが全て中断され、生活必需品,燃料流通がマヒ状態に陥ったと指摘する。旧貨幣で500ウォンだった豆腐が貨幣改革発表後、20倍騰って10000ウォンになり、食料品を求めることが難しくなったという便りが広まっている。
北韓と永らく事業をしてきたある関係者は「北韓内の生活必需品と消費財の大部分が中国から密貿易を通じて北韓に行っていたが、こういう民間取り引きの部分があまりにも大きかったのに、北韓当局がそのような状況を正確に把握せずに貨幣改革に出たようだ」とし「猶予期間を置き緩衝作用を用意して推進するべきなのに奇襲作戦式に貨幣改革を行ったため後遺症と副作用が長引くようだ」と話した。
10年以上にわたり北韓の地下資源を輸入する仕事をしてきた吉林省,図們のある事業家は「北韓内に異見が多い」としつつも「中国でこういう貨幣改革を行ったら大騷ぎが起こったろうが、北韓では不満は大きくても党があまりにもがっちりと掌握しているので大変なことは起きないだろう」と予想した。彼は「一般人たちは大きな被害をこうむったが、貿易労働者のような人は皆多くのドルを隠しており旅券を持っているので、後で外部へ出て来て両替できるため実際の被害は制限的」と語った。
丹東・図們/パク・ミンヒ特派員minggu@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/392308.html 訳J.S