脱北青少年の代替学校「黎明学校」卒業式
地域住民の反対に遭い、学校敷地移転は不透明

3日、ソウル中区の漢陽教会で脱北青少年の代替学校である黎明学校の卒業式が開かれ、卒業生が卒業証書と花を受け取っている=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社
脱北青少年の代替学校(オルタナティブ・スクール)である黎明(ヨミョン)学校の16回目の卒業式が、ソウル中区(チュング)の漢陽教会で開かれた。この日の卒業式には計47人の脱北青少年が黎明学校での教育を終えて、大学や社会に進出することになった。2004年に開設された黎明学校は、2010年にソウル市から脱北青少年の代替学校として初めて学歴認定を受け、教師16人が17~26歳の生徒89人を教えてきた。最近、学校施設の賃貸契約が終わりソウル市とソウル住宅都市公社のサポートで恩平区(ウンピョング)津寛洞(チングァンドン)に移ることになったが、地域住民の反対に遭い、移転は不透明な状況である。現場の写真を集めた。

3日、ソウル中区漢陽教会で脱北青少年の代替学校である黎明学校の卒業式が開かれ、卒業生が卒業証書と花を受け取っている=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社

3日、ソウル中区の漢陽教会で脱北青少年の代替学校である黎明学校の卒業式が開かれ、卒業生が帽子を直している=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社

3日、ソウル中区の漢陽教会で脱北青少年の代替学校である黎明学校の卒業式が開かれ、卒業生が帽子を高く投げている=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社

3日、ソウル中区漢陽教会で脱北青少年の代替学校である黎明学校の卒業式で父兄が卒業生の姿をスマートフォンで写している=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社
パク・ジョンシク記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )