本文に移動

“不法中絶 全面中断”医師ら自ら反省

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/382539.html

原文入力:2009-10-18午後09:09:45
産婦人科開業医の集い‘自浄宣言’…厳正な法執行要求も

キム・ヤンジュン記者

産婦人科医院を運営する医師680人余りで構成された‘大韓産婦人科開業医師会’(仮称)が来月から不法中絶手術を全面中断すると宣言した。この間、宗教界などが持続的に中絶反対運動を繰り広げてきたが、産婦人科医師らが自浄努力に出たのは今回が初めてであり不法中絶が根絶されるか注目される。

大韓産婦人科開業医師会(以下、開業医師会)は18日この間の不法中絶手術を反省し11月1日からこれを全面中断し2010年からは行われたすべての不法中絶に対し司法府が厳正に法を執行することを要求する内容の声明を発表した。

開業医師会は声明で「政府は過去には出産抑制政策により不法中絶を助長し、2005年保健福祉部が発注した研究用益で年間34万件余りの中絶が行われていることが明らかになったにも関わらずこれを黙認してきた」とし「この間の誤りを反省した担当医師らが自ら立ち上がったので生命尊重の社会になるべく政府と国民の皆が参加して欲しい」と訴えた。

これらはまた「現在、人工妊娠中絶の大部分は未婚の母や経済的困難など社会経済的理由や胎児異常だが、これは現行法上全て不法堕胎」として「未婚の母だけでもフランスなど他の主要国家とは違い子供を産んで育てることのできない我が国で、これらが選択できるのは中絶だけだった」と指摘した。

チェ・アンナ開業医師会スポークスマンは「超音波検査で指先に小さな異常が出てきたり、妊娠後知らずに風邪薬を飲んだという理由で不法中絶が行われている」とし「この間こういう堕胎手術をしてきた医者たちがこれを拒否するならば大韓民国から不法中絶は消えるだろう」と話した。チェ スポークスマンは「今回の運動にすべての産婦人科医師が参加することを願う」とし「来年から行われるすべての不法中絶に対しては司法府に厳正な法執行を要求し必要な場合は内部告発者となる計画」と付け加えた。

キム・ヤンジュン医療専門記者himtrain@hani.co.kr

原文: 訳J.S