「9月平壌共同宣言」の履行方案を協議するための南北高官級会談が15日、板門店の平和の家で開かれる。
統一部は12日、報道資料を出して「南と北は“9月平壌共同宣言”の履行方案協議のための南北高官級会談を10月15日に板門店の平和の家で開催する予定」と明らかにした。今回の高官級会談で南北は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が9月19日に署名した平壌共同宣言の履行方案を全般的に協議する。
合意履行のための分野別後続会談の日程も、今回の高官級会談で確定すると見られる。統一部は「具体的履行方案議論のための分野別後続会談日程を北側と協議し確定する」としながら、「政府はチョ・ミョンギュン統一部長官を首席代表にし、該当する議題別に担当部署の次官などを代表とする代表団を構成する」と明らかにした。
統一部は「政府が10月8日に通知文を通じて10月12日の南北高官級会談の開催を提案し、北側は今日通知文を通じて10月15日に南北高官級会談を開催することを修正提案した」として、「これに対し政府は今日午後、北側の提案に同意する通知文を伝えた」と説明した。
統一部は「政府は“板門店宣言”と“平壌共同宣言”を速度感をもって履行し、南北関係を新たな高い段階に進展させ、朝鮮半島の平和繁栄のための努力を持続していく」と明らかにした。