「文在寅(ムン・ジェイン)大統領!セウォル号惨事の犠牲者たちの告別・追悼式に出席し、『人が優先』の社会の始まりを知らせてください」
京畿道安山(アンサン)地域の約60の市民・社会団体で構成された「4・16安山市民連帯」が、16日に開かれる「セウォル号惨事犠牲者政府合同告別・追悼式」に文在寅大統領が直接出席し、犠牲者家族と安山市民を慰労してほしいと訴えた。
4・16安山市民連帯は10日午前11時、合同告別・追悼式が行われる予定の安山市草芝洞(チョジドン)の花郎(ファラン)遊園地政府合同焼香所の前で記者会見を開き、「4・16四度目の春を迎える安山市民が大統領に送る文」を発表した。
市民連帯は「安山市民は、セウォル号事故後4年間、隣人の被害者のそばで一緒に胸を痛め、つらい苦痛の時間を分かちあった。大統領が済州4・3犠牲者追悼式で国家暴力による苦痛を謝罪し、完全な解決を約束したように、合同告別・追悼式に出席しセウォル号問題解決に対する大統領と政府の意志を明らかにしてほしい」と要請した。
彼らはさらに、「セウォル号惨事の犠牲者を記憶し、安全の象徴になる『416生命安全公園』の場所をめぐり市民の間に軋轢と対立が生まれた。特別法に基づいた追悼公園は、国が責任を負わなければならない事業だ。これ以上歪曲された事実と議論で市民の間に分裂と葛藤が生じないよう、政府が取り組んで具体的構想と計画を提示してほしい」と建議した。
また、「安山はセウォル号惨事後、特別災難地域に指定されたが、事実上支援のない状態だ。安山がもう悲しみの都市ではなく癒しの象徴、安全の象徴になるようにしてほしい」と呼びかけた。
4・16安山市民連帯は「今、安山は大統領と政府の関心と愛情が切実に必要だ。悲しみと苦痛の4月ではなく、セウォル号の犠牲者304人を記憶して生命と安全社会が実現される4月として記憶されるようにしてほしい」と付け加えた。
一方、安山の花郎遊園地でセウォル号犠牲者の追悼客を迎えてきた政府合同焼香所は、今回の合同告別・追悼式を最後に4年目にして閉所する。セウォル号惨事13日後の2014年4月29日に花郎遊園地第2駐車場に建てられた焼香所には、最近まで72万8千人余りの追悼客が訪れた。今回の合同告別・追悼式には、李洛淵(イ・ナギョン)首相が政府代表として出席する予定であると伝えられている。