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ソウル市、青年手当対象拡大し、ホームレス働き口2700カ所を支援

登録:2018-02-19 22:37 修正:2018-02-20 09:19
昨年より2000人増やし7000人に青年手当支給 
活動計画を作った青年の求職意欲を支援 
労働意志が不足したホームレスには共同作業場配置 
「働き口とともに関係ネットの形成が重要」
ソウル市は今年、21の共同・自活作業場で465人のホームレスに仕事を提供する予定。労働意志を持たずにこちらを訪れたホームレスは、少しずつお金を貯めて自尊心を取り戻し就職を考えるようになるという。写真は女性ホームレス共同作業場「仕事文化カフェ」=ソウル市提供//ハンギョレ新聞社

 18日、現代経済研究院は、公式の青年失業率は9.9%だが青年の体感失業率は22.7%だと分析した。求職を断念した青年が10%を超えるという意味だ。またソウル市は、毎年4000人のホームレスを対象に働き口支援に乗り出したが、そのうち1年以上働き口を維持する人は30%程度と集計される。彼らはなぜ仕事を放棄してしまうのだろうか?

 ソウル市は今年、青年手当の支給対象者を昨年より2000人増やし、7000人に青年手当を支給する。満19~29歳の未就業青年なら誰でも志願できる青年手当は、入社志願や面接受験、その他求職に必要な多様な活動を月2回以上履行しなければならない求職手当とは異なり、就職活動に対するいかなる証明も必要ない。ソウル市が青年手当を「求職活動支援費」と呼ぶ理由は、青年が仕事をするにはそれを助ける最小限の社会のセーフティーネットがなければならないと考えるためだ。

 ヤン・ホギョン青年活動支援チーム長は「2017年参加者分析研究によれば、99.2%の青年が目標達成に青年手当が役立ったと答えた。毎月50万ウォン、2~6カ月支援するだけでも求職断念者たちの自尊心、自活、自立に大きな助けになる」と話した。

社会的失敗に疲れた労働放棄者たちが再び仕事をするようにするには、彼らの境遇を把握したオーダーメード型支援が必要だ。写真は昨年5月に開かれた「就職脆弱階層働き口博覧会」で、ある求職者が就職広告を見ている様子=ソウル市提供//ハンギョレ新聞社

 作業場から出ていくホームレスにも支援が必要だ。市は91億ウォン(約9億円)を投じてホームレスに2700カ所の働き口を支援する。ホームレスに対する働き口支援の特徴は、労働する意志のあるホームレスは民間企業に紹介し、意欲が不十分なホームレス(6725人中45%)は、他のホームレスたちと共に仕事をする共同・自活作業場に配置することだ。市は今年21カ所の共同作業場で465人のホームレスに仕事を提供する予定だ。仕事をしようと思ったが、うつ病・アルコール中毒症やホームレスという社会的烙印に勝てず、再びあきらめてしまう人々を支援する活動だ。

 自活政策チームのナ・ジョンテク主務官は「社会的連結網をすべて失った人々であるため、自助グループを作って関係を形成することが優先だ。一人のホームレスが自活意志を取り戻すには最短でも2年かかるが、支援を続ければ必ず可能だ」と話した。

ナム・ウンジュ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/832724.html韓国語原文入力:2018-02-19 17:53
訳J.S

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