北朝鮮が21日、ロケットエンジンの性能試験をしたと米国のフォックスニュースとロイター通信などが米政府当局者の話を引用して22日(現地時間)報道した。
フォックスニュースは、二人の米当局者の話を引用して「北朝鮮が将来大陸間弾道ミサイルに使われる可能性があるロケットエンジンの試験を実施した」とこの日伝えた。 北朝鮮は3月18日と24日にも弾道ミサイルのエンジン試験を実施したことがある。
ロイター通信も消息筋を引用して、北朝鮮がロケットエンジンの試験を実施し、今回の実験が大陸間弾道ミサイルの最も小型のエンジン用である可能性があると報道した。最も小型のエンジンとは、1~3段階のうち3段階のエンジンを意味すると見られる。
これに先立って北朝鮮は3月18日、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が参観した中で平安北道鉄山郡(チョルサングン)東倉里(トンチャンリ)の西海(ソヘ)発射場で国防科学院が新たに自主開発した「大出力発動機(高出力エンジン)の地上噴射試験を行い、試験は成功的に終わったと明らかにしたことがある。
一方、米国と日本は共同で開発した短距離ミサイル対応用の迎撃ミサイルを、21日にテストしたが目標物に当たらず失敗したと同通信は伝えた。