原文入力:2009-08-13午後11:30:44
13日‘東京拉致事件 生還36周年’迎え快癒祈願ミサ開かれる
チェ・ヘジョン記者,パク・スジン記者
←金大中前大統領が入院しているソウル,西大門区,新村セブランス病院礼拝室で13日午後、金前大統領の‘生還36周年’を記念して快癒を祈るミサが開かれた。前列右側からハン・グァンオク前大統領府秘書室長,チョン・ユンチョル,前監査院長,クォン・ノガプ,ハン・ファカプ,キム・オクト前議員. 写真共同取材団
金大中前大統領が入院32日目の13日、病床で‘第2の誕生日’を迎えた。ミサと祈祷会が去る35年間開かれてきた記念行事の代わりをした。1973年8月13日は金前大統領が目と手足に包帯が巻かれたままソウル,東橋洞の自宅付近で発見された日だ。日本,東京で中央情報部職員らに拉致され、海に投げられるところだったが米国の助けで劇的に生還し、金前大統領側は毎年この日を‘生還記念日’として祝ってきた。
ちょうど36年が流れたこの日、金前大統領のまた別の‘生還’を望む祈祷会とミサが相次いで開かれた。午後2時、金前大統領が入院しているソウル,新村セブランス病院9階集中治療室では夫人イ・ヒホ氏と子息ホンオプ,ホンゴル氏など家族と一部医療スタッフが参加した中で非公開祈祷会が開かれた。ユン・イルソン西橋洞聖堂主任神父が10分余りの間‘病人祈祷文’を読み、家族たちは‘生還記念ケーキ’を準備しロウソクの火を消して祝った。特にこの席でイ・ヒホ氏はケーキのロウソクの火を消した後、多くの涙を流したとチェ・ギョンファン秘書官が伝えた。チェ秘書官は「この間涙を見せなかったが、‘第2の誕生日’で心がさらに痛んだのか涙をたくさん流された」と伝えた。
引き続き午後4時にはヤン・ホン神父の執典とハム・セウン神父の講論で‘生還36周年感謝と快癒祈願ミサ’が開かれた。ハム神父は去る76年に金前大統領と共に3・1民主救国宣言事件に関わり苦難にあった。ハム神父はこの日のミサで「(金前大統領は)ガチガチに縛られ海に投げられようとする瞬間、全存在をつくして生涯をつくして祈りを捧げたという」として「その時の生還体験を再確認し、今一度奇跡が起きることを祈る」と話した。ミサにはハン・ミョンスク前国務総理とチョン・ドンヨン議員,ムン・グクヒョン創造韓国党代表,ムン・ジョンヒョン,チョン・ジョンフン神父などが参加した。
チェ・ヘジョン,パク・スジン記者idun@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/371086.html 訳J.S