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北韓‘太陽節’準備に奔走…‘ミサイル’音無しの構え

登録:2013-04-14 22:03 修正:2013-04-15 10:13
金正恩 13日連続 姿 見えず
対話提案 受容 熟考中か

 焦眉の関心事であったミサイル発射と関連して北韓は14日にも特別な動きを見せなかった。 最大名節である15日、金日成主席誕生日準備に忙しそうに見えた。

 合同参謀本部のある関係者は「北韓でミサイル発射と関連した動きがない。 去る11日以後に展開した状態がそのままになっている」と明らかにした。 ミサイルは「展開した状態」、すなわち格納庫ではなく依然として外に置かれている状態だと推定される。 国防部のある関係者は「北韓が韓国・米国と対話をするつもりなら、ミサイルを撃つことはないと見る。 北韓がムスダンを試験発射したかったのなら遅くともジョン・ケリー米国国務長官の訪韓以前に撃つべきだった」と話した。

 この日まで金正恩 朝鮮労働党第1秘書は13日連続で公式席上に姿を現わさなかった。 金第1秘書が2週以上にわたって姿を見せなかったことは過去にもあったが、現在の緊張状況を考慮する時、韓・米の対話提案を深く検討しているものと推定される。 金第1秘書が15日の金日成主席誕生日(太陽節)に合わせて金日成広場での閲兵式や錦繻山(クムスサン)太陽宮殿参拝に出てくるのか、その席でどういう発言をするかが関心事だ。

 政府のある関係者は「平壌(ピョンヤン)近隣のミリム飛行場で閲兵式を準備する兵力とミサイルなどの装備が観測されている。 15日の閲兵式は昨年の金主席の100回目の誕生日よりは大きくないものと見られる」と明らかにしたと<連合ニュース>が報道した。 2012年の閲兵式時は金第1秘書が参加して執権後初めて公開の席上で生放送で演説し、大陸間弾道ミサイルをはじめ34種880台余りの兵器を大規模に披露した。

 この日までに通行制限11日、稼動中断6日目を迎えた開城(ケソン)工業団地には外国人1人を含め210人の韓国側人材が残っている。 14日は日曜日、15~16日は金主席の誕生日連休なのでこの間には韓国に戻る人員はいない。

キム・キュウォン記者

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/582766.html 韓国語原文入力:2013/04/14 20:29
訳J.S(967字)

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