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社説・コラム
[社説]大統領が独島を訪問して得するのか?
登録:2012-08-11 03:00
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https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/546618.html
原文入力:2012/08/10 19:11(1773字)
李明博大統領が昨日、独島(ドクト、訳注・日本名竹島)を電撃訪問した。大統領としては初めての訪問だ。独島が国際法的、歴史的、地理的に厳然な我が国土地という点で、李大統領が独島を訪問することのできない理由は全くない。それでも歴代大統領は独島を訪問しなかった。他の大統領は日本の反発を恐れたし、李大統領だけ勇気があったのではないはずだ。 他の大統領は独島を我々の領土と考えず、李大統領だけそう考えたためというのは一層間違っているはずだ。 これまで我が国は独島問題に対して‘静かな外交’政策を一貫して取ってきた。私たちが独島を実効支配しているという絶対的有利さから生まれた政策だ。自分の手の中に物があるのにあえてそれが私の物だと強く主張する必要がないためだ。自分の物だと強く主張することがかえって‘それでは真偽を決めよう’という論争を呼び起こすことがありえるという点を考慮したのだ。これは中国と日本が争っている釣魚島(日本名尖閣諸島)と関連して日本が取っている政策でもある。もちろん実効支配をしているといって相手の挑発に対して全く対応をしないのが静かな外交ではない。相手の挑発にはそれに比例して断固として対応をする必要がある。
しかし今回の李大統領の独島訪問は日本の挑発に対する正面対決のレベルというには象徴性と強度がとても激しい。政策転換というにはとても突発的だ。日本が今年の防衛白書に独島は日本の固有領土であることを明記して、新しく我々の外交白書の独島領土表記に抗議したとは言うものの、この程度は二国間の儀礼的な外交行為の水準を越えない。かえって自分が就任当初から‘親日’という声を聞くほど日本に対して寛大な姿勢を取ってきたが、日本側が教科書歪曲、日本軍慰安婦、独島問題などどれ一つも譲歩も誠意も見られなかったことに対してたまった不満の現れである可能性が大きい。
日本から出る主張のように、親戚不正と失政から任期末の権力離れに陥った李大統領が苦境を脱離する手段として国民の感情的呼応が大きい日本問題を使った可能性も排くことはできない。日本に対する関心が集中する光復節とロンドンオリンピック韓-日サッカー対決を直前にした時を選んだのを見れば、国内世論を強く意識したことをかいまみることができる。
李大統領の独島訪問で、韓-日関係は当分冷たい風を避けにくくなった。日本政府は直ちにシン・カクス駐日韓国大使を呼んで抗議をすると同時に武藤正敏・駐韓日本大使を本国に召還した。金泳三大統領時の‘悪い行儀’発言と盧武鉉大統領時の‘世知辛い外交戦争’のときよりも深刻な水準だ。
独島問題をはじめとする韓-日間歴史問題は大変重要だが一日で解決されるものではなく、韓-日関係の全てでもない。このような点から互いに自制と冷静が必要だ。政府は突発的や感情的な行動ではなく、長期的な観点から問題を解決していくべきだ。過去の歴史が解決されなければあらゆる協力ができないという姿勢でないならば、忍耐と根気が必要だ。いくら名分があっても政策が突然行きつ戻りつしたり、政治のびっくりショーを行なうという印象を与えては問題解決に得になることはない。
日本も今回のことの根本原因が過去の誤りを認めない態度にあり、過去の問題解決なしでは韓-日間全面協力が難しいことを悟らなければならない。
原文: 訳T.W
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