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ウォール街 占領示威に火を点けた‘アドバスターズ’今度は‘ロビンフッド税 要求デモ’提案

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/501563.html

原文入力:2011/10/19 21:18(1395字)
イ・ジョンエ記者


ウォール街出身など寄付で運営 カナダの非営利団体
"G20会議直前に蜂起し全世界同時行進をしよう"
後援者 9万人にEメール…ツイッターを通じ拡散


3ケ月前、ハッシュタグ(#)を付けて‘ウォール街占領’(Occupy Wall Street)示威に火を点けたカナダの非営利団体‘アドバスターズ’が今度は主要20ヶ国(G20)首脳会議を狙い29日に‘全世界行進デモ’を行おうと促し注目されている。

アドバスターズは去る17日、後援者9万3550人に送った‘戦術ブリーフィング’Eメールで 「グローバル システムの核心部を占拠しよう」として「全世界国民はG20首脳会議(11月3・4日)直前の29日に蜂起しG20首脳たちにすべての金融取り引きおよび為替取引に対して直ちに1%の‘ロビンフッド税’(トービン税とも呼ばれる)を賦課することを要求しよう」と占領デモ隊に提案した。こういうメッセージは占領デモ隊のホームページ(15october.net,Occupytogether.org)等に掲示され、ハッシュタグ メッセージ(#RobinHood Global March)でツイッターを通じて広がっている。去る15日、ニューヨークタイムズスクエア占領デモのスポークスマン格であるアリス カティブは「私たちはアドバスターズと公式的な関係を結んではいないが、29日のデモを支持する」と話した。


今回の提案は全世界経済危機に対する対処方案としてジェフリー セクス国連事務総長特別補佐官など著名な経済学者1000人が去る4月、ロビンフッド税を導入しようと共同書簡を発表したこととも脈絡を一にする。アドバスターズは2003年2月15日国際反戦共同行動主導で全世界60ヶ国で1万5000人がイラク戦争反対デモに参加したことを想起させ「その日よりはるかに大きな規模の成就を反復できる機会を持つようになった」と話した。


アドバスターズは去る1989年、カナダ、バンクーバーのドキュメンタリー監督であるケリー ラスンとビル シュマルツが作った団体。自らを「芸術家と学生、教育者、活動家など情報時代の新しい社会運動を追求する人々のグローバル ネットワーク」と規定する。 彼らの作った広告のない雑誌はウォール街デモ以後、部数が大幅に増え12万部に達している。


‘広告をたたきつぶす’という名前どおり、この団体はこの間‘何も買わない日’(Buy Nothing Day・11月26日)。‘デジタル解毒週間’(Digital Detox Week・4月18日~26日)等、少数の企業が消費者に影響力を発揮する方式に抵抗するための消費者運動を展開しもした。この団体の最大寄付者は‘ウォール街出身’人物で、ロバート ヘルパー前ニューヨーク商品取引所(NYMEX)副委員長が20年近くにわたり5万~7万5000ドルを寄付してきている。イ・ジョンエ記者 hongbyul@hani.co.kr


原文: 訳J.S