原文入力:2011/09/16 11:16 | 原文修正:2011/09/16 16:36(1236字)
韓国からは消えたが、日本の大学には相変らず存在する「大学ミスコン」イベント
東大参加者「特技が5ヶ国語」、ラテン語格言を座右の銘に記したり
←ミス東大参加者たち。左側から諸国沙代子(19、教養学部理科二類1年、152cm)、大石彩佳(20、教養学部文科一類2年、159cm)、米田まりな(20、文科三類2年、163cm)、細川瑠璃(21、文科三類2年、158cm)、平井結希(23、薬学部薬学科4年、168cm)。 ※クリックすればより大きな画像を見ることができます。
韓国の大学にはないが、日本の大学には相変らず存在するものがある。「大学ミスコン」を選ぶイベントだ。各大学のサークル主催で開かれるミス○○○大学コンテストでの入賞は、テレビ局のアナウンサーやタレントへの登竜門になったりもする。
その中でも、日本最高の「才色兼備」と呼ばれるミス東大コンテストが、最も注目を集めるイベントである。今年11月末、東京大学駒場キャンパスで最終決定さ
れる今年のコンテストは、9月1日からインターネットを通じてプロフィールと参加者のブログが初めて公開され、より一層、関心を高めている。ミスキャンパスコンテスト専門ポータルサイト「ミスコレ」に掲載中の参加者のタイプを見ると、日本の通常の大学のミスコンとは少し違った様相を呈している。まず、参加者のスタイルを見ると、韓国の美人コンテスト参加者に比べ、はるかに小柄である。168cmと比較的高い参加者もいるが、152cm、158cm、159cm、163cmなど、他大学のミスコン参加者に比べて小さい方だ。
彼女たちのアピールポイントも、一般大学のミスコン参加者とは少し違う。
彼女たちのブログの内容を読むと、自身の美貌やファッション、美容に対する関心より、知性美や知識、平凡な日常の中の個性美などを誇るようだ。
文学部に在学中のある候補は、プロフィールに好きな男性のタイプを「世紀末のウィーンに似合いそうな人」と書き、ラテン語の格言を座右の銘とするかと思えば、ロシア文学の巨匠ツルゲーネフに映画監督のタルコフスキー、フランス詩人のヴァレリーの話を引用して、多様な分野への関心を誇った。
ある参加者は、自身の特技分野にドイツ語をはじめとして英語、フランス語、スペイン語、イタリア語など5ヶ国語を記載した。薬学部4年生の参加者は、頭痛薬や睡眠剤の「ジクロフェナクの作用機序は簡単に言うと次の通りです」で始まる詳細な効能を説明して、注目を集めた。
ミス東大は9月1日から始まったインターネット投票の結果と、11月末、東大で開催される駒場祭の現場投票結果を集計して決定される。
デジタルニュースチーム
原文:https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/496465.html 訳 M.S