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韓国人4人 乗った船舶…ケニア海域で拉致さる

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/475845.html

原文入力:2011-05-01午後09:35:09(738字)
ソマリア海賊の仕業と推定

イ・ジョンエ記者、ソン・ウォンジェ記者

韓国人船長と船員4人が乗ったシンガポールの化学製品運搬船が去る30日(現地時間)ケニア近隣海域でソマリア海賊と推定される暴漢に拉致されたと分かった。

シンガポール所在の船舶業者‘グローリー シップマネジメント’は30日朝7時30分頃、ケニア海域を通過した化学物質運搬船‘MTジェミニ号’に海賊と推定される暴漢が上がったと見られると1日明らかにした。この船には船長と船員など韓国人4人とインドネシア人13人、ミャンマー人3人、中国人5人など計25人が乗っていると知られた。この船はヤシ油2万8000tを積みインドネシアを発ちケニア、モンバサへ向かう途中だった。船舶所有社は拉致された船舶が現在ソマリアへ向かっていると見られると伝えた。

現在まで暴漢が身代金を要求したかどうかは明らかになっておらず、船舶所有社は船員の釈放のために総力を傾けているとし、すべての関連機関から船舶の状況に関する情報を十分に通報されていると付け加えた。

外交通商部は非常対策本部を設置し状況把握と共に対策準備に乗り出した。外交通商部関係者は「船会社がシンガポール所属なのでシンガポールが交渉を主導するだろう」としつつ「シンガポール政府に迅速で安全な船員救出を要請した」と話した。

イ・ジョンエ、ソン・ウォンジェ記者 hongbyul@hani.co.kr

原文: 訳J.S