原文入力:2011-03-23午後08:46:38(769字)
墜落飛行機 操縦士2人 救出作戦で
政府軍と誤認し住民たちにロケット砲 発射
クォン・テホ記者
米軍がリビア軍事作戦中に墜落した戦闘機の操縦士を救出する過程で、リビア民間人に発砲し負傷させたことが分かった。
<ニューヨークタイムズ>と<AP>通信などは、米海兵がベンガジ東側地域に墜落したF-15機操縦士2人を救出する過程で 村住民に発砲し、少なくとも6人が負傷したと22日報道した。負傷者の内、20才の青年は病院で脚の切断手術を受けた。
事故は22日夜11時30分頃、戦闘機墜落直前に落下傘で非常着陸した操縦士を救う過程で起きた。先ず反政府軍勢力を支持するこの地域の住民たちが操縦士1人を探して救助した。翌1時30分頃、住民たちがまた別の操縦士を捜し出し救助している間にヘリコプターに乗り投入された米迅速対応チームがこの兵士が敵に生け捕りされたと思い、市民に向かってロケット砲2発を発射した。迅速対応チームは2人が落ちた地域が反政府軍に属したところであることを知らなかったと弁明した。米軍は当初、爆撃説を否認し 22日 「米軍操縦士の近隣に武装した車両があり爆撃した」と主張した。操縦士1人は米軍によって救助され、反政府軍らが見守っていた操縦士1人も米軍に引き渡された。
米軍の流れ弾で背中と足を負傷し、自身の農場と家が爆弾で被害をこうむったエル アムルーニは<AP>に「米軍に対して怨みは持たない。事故はミスによるものだった」と話した。
ワシントン/クォン・テホ特派員 ho@hani.co.kr
原文: 訳J.S