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「革命防衛隊が国政掌握」イラン大統領辞任説…イラン政府は否定

登録:2026-06-01 09:04 修正:2026-06-01 10:15
イランのマスード・ペゼシュキアン大統領/AP・聯合ニュース

 イランのペゼシュキアン大統領が、国政運営の権限が革命防衛隊指揮部に事実上移ったとして辞任の意向を表明したと報じられた。しかし、イラン政府側はこれをただちに否定した。

 英国ロンドンに拠点を置くイラン政府批判メディア「イラン・インターナショナル」は31日(現地時間)、匿名のイラン国内の消息筋の話を引用し、ペゼシュキアン大統領がイラン最高指導者のモジタバ・ハメネイ師の事務所に公式書簡を送り、即時辞任を申し出たと報じた。

 報道によると、ペゼシュキアン大統領は、国家運営の構造が公式の手続きから逸脱しており、中枢の権力部門が革命防衛隊内の特定の指揮官グループの完全な統制下に置かれていると書簡で指摘した。また、大統領と政府が国家の重大で不可欠な意思決定の過程から排除されていると主張したと報じられた。

 そのうえで、このような状況下では政府を運営し法的責務を遂行することは不可能だと判断し、即時辞任を申し出たとされる。ただし、モジタバ師が辞任を受け入れたかどうかについては確認されていない。

 しかし、イラン政府側はこの報道を全面的に否定。革命防衛隊に近いタスニム通信は、政府の消息筋の話を引用し、「ペゼシュキアン大統領は辞任しておらず、職務遂行を続けている」と報じた。また、イラン大統領室のタバタバイ公報担当副局長もSNSのXへの投稿で、イラン・インターナショナルの報道を否定し、ペゼシュキアン大統領は「国民に奉仕する仕事から退くことはない」と明言した。イラン政府情報委員会のハズラティ議長もこの報道について、「現実とは何の関係もない」と反論した。同議長は、こうした噂を広める者たちが「絶望と不和、国民的結束に亀裂を生じさせることを望んでいるが、失敗するだろう」と述べた。

 この報道と時を同じくして、ペゼシュキアン大統領名義のXのアカウントには「大きな挑戦に対抗することは、苦難なしでは不可能だ」という内容の投稿が掲載された。投稿では「この険しい道は、(正しい)認識と公的な協力によってのみ切り開くことができる」とし、「現状を国民に説明し、社会すべての部門が問題解決に参加しなければならない」と主張。また、「この共通の苦痛は、決して個別に癒されるものではない」と述べた。

 イラン・インターナショナルは「今回の件は、イランの最上層権力内部における前例のない深い亀裂を示している」とし、「ここ数カ月にわたりペゼシュキアン政権と軍・治安機構の間で対立が続いており、革命防衛隊が大統領機関の多くの権限を徐々に制限してきた」と報じた。

ワシントン/キム・ウォンチョル特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/1261275.html韓国語原文入力:2026-06-01 06:41
訳M.S

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