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イラン、米国の停戦案に「公式回答」…「侵略行為中止・戦争被害賠償を保証せよ」

登録:2026-03-27 05:36 修正:2026-03-27 10:10
イラン準国営メディアが報じる
26日(現地時間)、イランのテヘランで一人の女性が携帯電話でイランの新たな最高指導者モジタバ・ハメネイ師の写真をみせている=テヘラン/ロイター・聯合ニュース

 イラン政府は「交渉の意思はない」として米国に対する疑念を示しつつも、米国が示した15項目の戦争終結案に対する「公式回答」を伝え、相手側の返答を待っているとする報道が出ている。26日(現地時間)、イランの準国営タスニム通信は、消息筋の話を引用し、「イランは米国の提案に対して公式の立場を記した回答書を渡し、現在、米国の返答を待っている」と報じた。

 イラン政府は、米国が提示した15項目の戦争終結に向けた計画案に対する公式回答で、侵略行為の中止や戦争被害に対する賠償などを要求した。報道によると、イランは仲裁国を介して渡した回答書で、敵対的な侵略およびテロ行為の即時中止▽戦争の再発防止に向けた客観的条件の整備▽戦争被害への賠償▽地域内のすべての抵抗勢力を含む戦線での停戦の履行などを要求条件として挙げた。特にイランは、ホルムズ海峡に対する主権がイランの合法的権利であることを再確認し、米国側が約束履行を保証するよう強調した。

 消息筋はまた、イランが米国の戦争終結案の提示を「三重の欺瞞工作」と規定し、米国に対する批判を強めたと報じた。米国が交渉を掲げて平和を支持しているかのように偽装し、国際原油価格を管理し、イランへの地上侵攻に向けた準備時間を稼ごうとしている意図があるとの主張だ。消息筋は「イランは過去の『12日間戦争』と今回の『ラマダン戦争』で、米国が交渉を口実に戦争を始めたことを覚えている」として、「米国は交渉という偽りの口実を掲げ、新たな犯罪に及ぶための土台を築こうとしている」と強調した。

 一方、米国のトランプ大統領は26日(現地時間)、ソーシャルメディアのトゥルース・ソーシャルに、終戦協議を加速させるためイランに圧力をかけるようなメッセージを発信した。「イランの交渉団はきわめて異例で奇妙だ」「彼らはわれわれに合意を結ぶよう懇願している」とし、「軍事的に焦土化して再起の可能性がまったくないにもかかわらず、表向きにはやむなく『われわれの終戦案を検討している』とだけ言っている」と書き込んだ。

キム・テヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/1251356.html韓国語原文入力:2026-03-27 00:27
訳M.S

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