原文入力:2009-01-14午後02:09:13
必要な場合 北韓 官僚会うことも”
←米国国務長官候補者のヒラリー・クリントン上院議員が13日ワシントンの国会議事堂で開かれた国務長官候補者人事聴聞会に参加し、ある議員の質問を聞いている。 ワシントン/AP聯合ニュース
ヒラリー・クリントン米国国務長官候補者は13日、韓.米自由貿易協定(FTA)の一部内容が公正な貿易条件を確保することに失敗したとして核心条項に対して再協議の必要性を指摘した。
またヒラリーは、キム・ケグァン外相など北朝鮮官僚に平壌などで会う用意があるかとの質問に「米国国益に役に立つならば適切な時期と場所でどこの誰とでも会う意向がある」と明らかにした。
ヒラリーはこの日上院外交委員会の承認聴聞会を控えて提出した書面答弁資料でこのような立場を明らかにした。
彼女は「オバマ当選者はブッシュ行政府が交渉した韓.米FTAに反対したし今でもずっと反対の立場」としながら「サービスと技術分野など一部有利な内容があるが自動車などの分野では公正な貿易条件を確保することに失敗しており、牛肉輸出でも憂慮される点がある」と指摘した。
彼女は米国商品が韓国市場に接近するのを妨げる不透明な措置に対する憂慮がかなり以前から提起されていたが韓米FTAではこういう問題点を改善できなかったと主張しつつ、このまま協定を批准すれば韓国の非関税障壁に対して米国が対応できるテコを失うことになると強調した。
ヒラリーは「したがって韓国がこういう条項に再交渉する意向を持っているならば、米国が合意を引き出すために共に努力する」という立場を明らかにした。
北韓訪問意向があるのかどうかに対する質問にヒラリーは「北韓訪問に関しては何も決定されていない」と明らかにして「オバマ当選者と同じように私自身も米国の利益を増進させることができるならば適切な時期に北韓の外交当局者と喜んで会うだろう」と語った。
ヒラリーはその一方で、北核問題に関する限り断固たる立場を明確にした。彼女は「北韓は合意した通り核開発と核活動を完全で検証可能な方法で廃棄するべきで、そうでない場合私たちは強い制裁を加える」としながら「北韓が義務を履行しないならば米国はどんな譲歩もしないし解除した制裁もまた加えて新しい制裁も考慮するだろう」と強調した。
パク・サンヒョン特派員 shpark@yna.co.kr (ワシントン=聯合ニュース)