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元CIA長官「トランプ大統領の超強硬発言は中国狙ったもの…戦争の可能性はない」

登録:2017-10-24 03:41 修正:2017-10-24 08:37
北朝鮮との核戦争「懸念はあるが、起きないだろう」 
トランプ大統領のツイッターは「対中国コミュニケーション戦略」 
「北朝鮮と外交的解決策、依然として機会ある」
ペトレイアス元CIA長官=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 バラク・オバマ政権で中央情報局(CIA)長官を務めたデービッド・ペトレイアス氏は、ドナルド・トランプ大統領をはじめ米国の行政府から発せられる北朝鮮に対する鋭いレトリックは中国を狙ったものだとし、朝鮮半島で戦争が起きる可能性はないと述べた。

 ペトレイアス元長官は22日(現地時間)、ABC放送の番組「ディス・ウィーク」に出演し、北朝鮮との核戦争の可能性を尋ねる質問に「もちろん懸念はある。問題はどれほど“懸念すべきなのか”だ」とし、「戦争が起きるとは思わない。起きないだろう」と強調した。

 ペトレイアス元長官はトランプ大統領の相次ぐ対北朝鮮強硬発言の意図について、「対中国コミュニケーション戦略」だと分析した。彼は「北朝鮮が核兵器で米国都市に対する打撃能力を確保した可能性があるため、トランプ政権が前政権とはかなり異なる状況に置かれていることを中国に確実に理解させようとしている」と解釈した。

 このような脈絡でペトレイアス元長官は、ツイッターなどを通じたトランプ大統領の対北朝鮮発言は、「正直に言って北朝鮮ではなく、中国を狙ったもの」だとし、「(中国共産党)党大会以降、習近平主席の(北朝鮮に対する)関心を引き出すため」と分析した。

 ペトレイアス元長官は「米国は可能性のある形の軍事的交戦にもちゃんと備えているだろう」としたうえで、「しかし、言うまでもなく、いかなるシナリオでも厳しいものになるだろう」と述べた。彼は「すべての人が(軍事的衝突を)阻止しようとするのもこのためであり、中国の役割が必要だ」と強調した。

 彼は「外交的解決策が可能だと思うか」という質問に「まだ機会があると思う」と答えた。

 ペトレイアス元長官はオバマ行政府時代の2011年9月から2012年11月まで中央情報局長官を務めた。彼の後任であるジョン・ブレナン前長官は最近、朝鮮半島の軍事的衝突が発生する可能性が20~25%のとても高い確率であり、憂慮しているという評価を下した。

ワシントン/イ・ヨンイン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/america/815626.html 韓国語原文入力:2017-10-23 21:48
訳H.J(1129字)

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