原文入力:2009-04-28午後08:14:08
29~30日 初の国賓訪問
南京大虐殺 映画 上映…靖国神社 奉献 葛藤
ユ・ガンムン記者
←麻生太郎日本総理
麻生太郎(写真)日本総理が29~30日、中国を国賓資格で公式訪問する。中国全域で日本軍の南京大虐殺を扱った映画が上映されており、麻生総理の靖国神社供物献納に中国政府が強い不満を表明した状況でなされる訪問であり注目される。麻生総理は昨年アジア・ヨーロッパ首脳会議参加のために中国を訪問したことはあるが、国賓資格としては今回が初めてだ。
麻生総理は訪中期間に胡錦濤主席と首脳会談を開き、温家宝総理とも会って世界的な景気低迷を克服するための方案を議論するものと展望される。アジアの二つの経済大国が難局打開のために額を突き合わせるわけだ。日本は2次大戦以後、最悪の景気低迷に直面しており中国は経済成長率8%維持という宿題をかかえている。
両国はまた北韓のロケット発射以後に展開した東北アジア状況を議論し、北韓の核プログラム再開に対する意見を交わすと予想される。麻生総理は特に中国に対しては国防費支出の透明性問題を提起すると展望されると香港言論らが伝えた。中曽根弘文日本外相は17日‘世界的な核軍縮のための11ヶ指標’構想を発表し、中国が核弾頭を継続的に現代化していると批判した経緯がある。
中-日間の歴史認識問題も暗い影を落としている。中国政府は23日麻生総理が靖国神社に ‘内閣総理大臣’ 資格で供物を奉納したことに対して深刻な憂慮と不満を表わし、中・日関係発展のために責任ある態度を取れと要求したことがある。しかし両国の経済的協力が重要な状況なので、この問題が会談の足を引っ張ることにはならないというのが専門家たちの大筋の分析だ。
北京/ユ・ガンムン特派員moon@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/352202.html 訳J.S