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日本 冷めない反原発熱気…野田総理、デモ隊に会う

原文入力:2012/08/07 21:32(964字)

  去る3月から総理官邸前で毎週金曜日に行われている反原発デモに知らぬフリをしてきた野田佳彦 日本総理がついにデモ主導者に会うと明らかにした。 先月から続いている猛暑の中でも止まらない反原発デモ熱気に頭を下げた姿だ。

  日本言論は野田総理がデモをリードしている市民団体代表者と8日午前に総理官邸で会う予定だと7日報道した。 代表者らは13ヶの市民団体と個人の連合体である‘首都圏反原発連合’所属で、政府が‘原発ゼロ’状態を崩し福井県にある大飯原子力発電所再稼働の動きを見せるやデモを行なってきた。 このデモにはこれまでに延べ人数20万人以上が参加したが、先月初め大飯原子力発電所再稼働以後には勢いが更に増した。 これらのデモは先月16日代々木公園に17万人のデモ隊が集まる原動力となった。

  鳩山由紀夫前総理は先月20日、デモに直接参加して「再稼働は無理だ。止めなければならない」と主張した。 菅直人前総理も翌日「総理が色々の意見を聞くのが良い」と助言した。 野田総理は当初デモ隊には会わないという態度であった。 しかしデモがなかなか弱まらず、全国11都市でこの間開かれた公聴会の結果、‘2030年までに原子力発電所を全てなくさなければならない’という意見が69%に達するや、態度を変えたものと見られる。 市民団体代表は野田総理面談の時に安全性が確認されるまですべての原子力発電所の運転停止、原子力業界で高位職を務めたことがある初代原子力規制委員会委員長内定人事撤回などを要求すると発表した。

  野田総理は6日、枝野幸男 経済産業相など原子力発電所関連4大臣に2030年までに原子力発電所を全て閉鎖する場合、どんな問題があるのか、また、どのように克服できるのかを検討するよう指示した。 <朝日新聞>は 「脱原子力発電所デモが広がっているだけに、政府が‘原発ゼロ’方案を検討する姿勢を見せる必要があると判断したようだ」と解釈した。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/546116.html 訳J.S