原文入力:2012/06/22 22:12(656字)
日本裁判所、在日作家の手を挙げる
在日写真作家アン・セホン(40)氏の‘中国に残された朝鮮人元日本軍「慰安婦」の女性たち’写真展を電撃的に取り消したニコンサロンに対して、日本の裁判所が 「展示場をアン氏が予定通りに使えるようにしなければならない」と決めた。
アン氏の写真展準備チームである‘重重プロジェクト’はアン氏が‘展示会取消処分が無効であることを確認してほしい’としてニコンサロンを相手に提起した仮処分申請に対して22日、東京地裁がこのように決めたと明らかにした。 ニコンサロンは裁判所の決定に対して、この日直ちに再考を要請したが、期間が差し迫っており展示会が始まる26日以前に新たな決定が出てくる可能性は殆どない。 ニコンサロンが展示場を提供すれば、韓国作家が撮った慰安婦ハルモニ写真展が日本で初めて開かれることになる。
裁判所は決定文で「慰安婦ハルモニの写真が政治性を帯びているのは明らかだが、写真は芸術表現に限定されたもので写真展示会が政治活動ではない」として「ニコンサロンが展示会をマスコミに広報しておきながら、開催予定日を1ヶ月余り後に控えて突然取り消すことは正しくない」と明らかにした。
東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: 訳J.S