原文入力:2012/05/14 21:36(842字)
←13日付<朝日新聞> 6面に載せられた意見広告
返還40年になったが米軍基地の影、依然
普天間基地移転などを要求し平和デモ
学校の運動場で野球をする小学生の頭の上を米軍輸送機が飛んで行く。 子供たちが空を不安そうに見上げている。 13日付<朝日新聞> 6面に載せられた意見広告(写真)の写真だ。 そこには‘戦場の音の恐怖’というタイトルの下に "これが世界一危険な「普天間基地」の現実です。 愛する者が命の危険にさらされていたら、あなたは黙っていますか?" という字句が書かれていた。沖縄住民5001人がお金を集めて出した意見広告だ。住民たちは "普天間基地はなくせる。米海兵隊は撤収を" と主張した。
2次世界大戦当時、米国に占領された沖縄が日本に返還され15日で40年をむかえるが、沖縄の人々は依然として米軍基地の濃厚な影から抜け出せずにいる。 北海道など日本各地に米軍が駐留してはいるが、米軍専用施設の面積で見れば75%は依然として沖縄に集中している。 沖縄の住民たちは事故の危険と騒音で大きな苦痛をあたえる普天間飛行場の県外移転を何よりも強力に要求してきた。 だが、日本政府と米国は普天間基地を同じ県内の辺野古基地に移す計画を推進中であり葛藤解決の糸口を見出せていない。
その結果、沖縄返還40周年は沖縄住民たちに祭りではなく闘争の場になっている。 住民3000人余りは13日宜野湾市海浜公園で‘5・15平和とくらしを守る県民大会’を開き‘戦争反対、基地反対’を叫んだ。 11~13日には沖縄南部から北部まで125.1kmを延べ6000人がつないで行進を行った。15日には石垣島で平和行進を行う予定だ。
東京/チョン・ナムグ特派員
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/532825.html 訳J.S