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野田総理 "‘平和碑’日本軍 性奴隷 表現 事実と大きな乖離"

原文入力:2012/03/27 15:36(820字)

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 野田佳彦 日本総理がソウル駐韓日本大使館前に設置された‘平和碑’の内容は事実と乖離があると話し論難が起きるものと見られる。

 27日<産経新聞>報道によれば、野田総理は26日に開かれた参議院予算委員会で平和碑(慰安婦少女像)に書かれた '日本軍性奴隷問題' という表現に対して「事実と乖離がある」と話した。野田総理は山谷えり子議員(自民党)の質問に対する返答で「正確に記述されているのかと問われるならば、(私の返事は) ‘大きな乖離がある’ということだ」と話した。 彼は「昨年12月李明博大統領との首脳会談の時、慰安婦平和碑の早期撤去を要請した」 と付け加えた。

 山谷議員はこの日、米国、ニュージャージー州の韓国人密集地域であるパリセーズパーク市の慰安婦追悼碑と関連しても「1930年代から1945年まで日本帝国政府の軍隊によって拉致された20万人余りの女性と少女」という内容について問題があると指摘した。 野田総理はこれに対して「(追悼碑に記述された)数値と経緯に根拠がないのではないか」と不快感を示したと<産経新聞>は伝えた。

 玄葉光一郎外相は「パリセーズパーク住民の3分の1が韓国系で、(そこの韓国系比重は)米国で最も多い」とし「継続的に注目しながら適切に対応する」と野田総理を手伝った。しかし玄葉外相は「慰安婦募集に日本の政府官僚が関与したとして‘強制連行’を認めた1993年の河野洋平官房長官の談話を継承する」とし、強制連行と関連しては「証拠は出ていないものの、否定はできない」と話した。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/525443.html 訳J.S