原文入力:2011/12/24 02:10(853字)
チョン・ジョンユン記者
オランダの旧植民地 スリナム 公共の場所での行事禁止 推進
←オランダ式サンタクロースである‘シントクロース’の姿<テレグラフ>ホームページ キャプチャー
南米、スリナムでオランダ式サンタクロースである‘シントクロース’が人種主義根絶を目的にまもなく禁止されるものと見られる。
オランダの<ラジオ オランダ世界>(RNW)は23日 「ロナルド ベネチアン前スリナム大統領が最近議会で白人シントクロースが黒人侍従を連れて歩く祭りは人種主義だと批判した」と報道した。議員らはベネチアン大統領の主張に共感し、公共の場所でのシントクロース行事を禁止する法案を用意した。
オランダのシントクロースはサンタクロースと似た白人の老人で、白いひげを付けて現れ、子供たちにプレゼントを配る。この時‘ツバルテ ピート(黒いピーター)’と呼ばれる黒人補助を同行するが、この侍従はシントクロースの指示を受けて滑稽に振る舞い雰囲気を盛り上げる。
1975年にオランダから独立したスリナムでは白人シントクロースと黒人補助の関係が植民地主義的で人種主義的だという批判が提起されてきた。 特に幼い子供たちに悪影響を及ぼすということだ。 また、最近オランダでもシントクロース祭り行進中に‘黒いピーターは人種主義’というティーシャツを着てスローガンを叫んだデモ隊が警察に連行された。
オランダ人の大部分はピートの黒い顔は贈り物を配るために煙突から降りてきて付いた黒い煤を象徴するものだとし人種主義批判に反対している。だが、ピートの厚い唇と縮れた黒い髪、ムーア人の服装はこのような主張を疑わせる。 チョン・ジョンユン記者 ggum@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/511685.html 訳J.S