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オバマ "無人偵察機 返してくれ"

https://www.hani.co.kr/arti/international/america/510032.html

原文入力:2011/12/13 20:39(902字)
クォン・テホ記者


イラン 拿捕無人機、米国所有と認定
CNN "CIA秘密業務遂行中に墜落"


  バラク・オバマ米国大統領は12日、イランが今月初めに拿捕したと主張した無人偵察機が米国の所有であることを認め、これを返すことを要求したと明らかにした。

  オバマ大統領はこの日ホワイトハウスでヌリ アル マリキ イラク総理との会談後の記者会見でこのように話した。米政府がイランの無人偵察機拿捕と米国所有を公式に認めたことは今回が初めてだ。ヒラリー・クリントン国務長官もこの日イラン政府に公式に無人機の返還を要請したと明らかにした。 しかし 「彼らがこのような要求を受け入れると期待してはいない」と付け加えた。


  イラン革命守備隊のホセイン サラミ副司令官は去る11日「いかなる国も自国領土に無人偵察機が侵入することを歓迎せず、いかなる国もこれを送りかえしはしないだろう」と話した。ステルス機能を備えた‘RQ-170’機種のこの無人機は去る4日アフガニスタンからイラン側に225kmほど離れたところで発見された。


  <CNN>は12日、米官吏の話を引用し、この無人機がアフガニスタンで中央情報局(CIA)の秘密任務を遂行中だったと報道した。また、航空分析家であるビル スイートマンはイランが公開したこの無人機に対して「外部き損の跡がないことから見て(イランの主張とは異なり)撃墜されたのでなくシステム故障による墜落と思われる」と話した。


  一方、ジョージ・ブッシュ行政府で副大統領を務めたディック・チェイニーはオバマの無人機返還要請を批判し「無人機がイラン領土に落ちた時、直ちにイラン領空を爆撃し無人機を破壊しなければならなかった」として「そうしたとすればイランが無人機からいかなる情報も得られなかっただろう」と主張した。


ワシントン/クォン・テホ特派員 ho@hani.co.kr


原文: 訳J.S