原文入力:2010-09-15午後10:13:02(1574字)
テントに自転車まで…豊かな積載空間
イ・ヒョンソプ記者
←フォルテ ハッチバック
現代自動車のi30が孤軍奮闘してきた国内ハッチバック市場が再びパッと花開きた。最近、起亜自動車がフォルテ ハッチバック(写真)を発売した中で、現代車は小型車のベルーナ ハッチバックの国内発売も検討中だ。来年には現代車からソナタ級の中型車ハッチバックも国内に出す計画だ。クラスに関わらずハッチバックが集まる様子だ。果たして国内でもハッチバック市場がパッと開くのだろうか?
起亜車フォルテ ハッチバック 発売
来年には中型級も発売予定
実用性卓越し若年層選好
■ハッチバック相次ぎ登場
ハッチバックはトランクと後席が連結され後がひょろ長い車を意味する。ガラス窓まで含んむ裏口は上に開かれる。現代車のi30が国内では代表的だ。だが、i30の販売実績はそれほど良いとは言えない。先月販売は474台に止まり、今年全体でも7410台に過ぎない。同級セダン アバンテの1ヶ月の販売量にも及ばない数値だ。
だが、これからはハッチバック販売がますます増える展望だ。新しいハッチバック車両があふれ出るためだ。去る2日、初めて顔見せしたフォルテ ハッチバックは準中型セダン フォルテのハッチバック型で、セダンより長さは9㎝短いが、荷物を積むことができる空間ははるかに広い。後席を完全にたたんだ場合、1310リットルの収納空間を確保することができる。この日の発売行事で起亜車はトランクにテントと折りたたみ自転車等の荷物をいっぱいに載せた姿を演出した。価格は1500万~1865万ウォンでセダンより25万~55万ウォン高いが、実用性はセダンより優れる。
GM大宇のラセッティ プレミアも早ければ来年ハッチバック モデルを国内リリースする予定だ。来る30日に開かれるパリモーターショーに初めて披露されるハッチバック モデルは400リットルの豊かな積載容量を誇る。今年11月、国内発売予定の現代車の小型車ベールナ ハッチバック モデルも最近中国でその姿が公開された。国内販売はまだ検討中だがハッチバック市場が活性化するならばいつでも発売できるというのが現代車側の反応だ。
国内ではこの間、探し難かった中型級ハッチバックも来年には発売予定だ。いわゆる‘ソナタ ハッチバック’と呼ばれるこの車両はオリジナルブランドで発売されるものと見られる。
■ハッチバック 長所通じるか
ハッチバックは積載空間が大きいうえに車両前後が短く運転も気楽で実用性に非常に優れる。実用性を重視するヨーロッパ準中型以下級市場ではハッチバック モデルの販売比重が65%に達する。だが、国内ではこの間ハッチバック モデルがそれほどの大人気を呼ぶことはできなかった。i30度も大きな成功を収めらず、GM大宇が出したラセッティ ハッチバックなどは凄惨な失敗を記録した。伝統的なセダンをより好む国内情緒のためだ。
だが最近、若年層を中心にハッチバック選好度が上がる傾向だ。その先鋒にはフォルクスワーゲン ゴルフ、プジョーの308,ボルボのC30,ミニ クーパーなど輸入ハッチバックがある。起亜車関係者は「若い世代はハッチバックに対する拒否感が殆どなかった」として 「乗車感はセダンと似ていながら、実用性に優れたハッチバックの人気が大きく高まると予想し、フォルテ ハッチバック モデルを出した」と語った。
イ・ヒョンソプ記者 sublee@hani.co.kr,写真現代起亜車提供
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/car/440026.html 訳J.S