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韓国の自動車生産、昨年376万台…3年連続世界5位

登録:2023-03-02 19:59 修正:2023-03-03 07:53
3年連続で5位を記録 
中国が2702万台で1位
韓国の自動車輸出埠頭の様子/聯合ニュース

 韓国が3年連続で自動車生産量世界5位を記録した。

 2日、韓国自動車産業協会がまとめた報告書「2022年世界自動車生産現況と示唆点」によると、昨年の世界の自動車生産台数は8497万台で、前年比5.4%増加した。韓国国内での生産量は376万台で8.5%増えた。2016年から6年連続で減少したが、2020年に上昇傾向に転じ、3年連続で世界5位を維持した。

 1~3位は中国、米国、日本で、世界の自動車生産量の52.8%を占めた。中国は14年連続で世界1位を維持している。中国の生産量は内需回復を土台に3.6%増の2702万台に達した。輸出も初の300万台を突破した。米国は1002万台で9.4%増えた。

 日本は738万5千万台で0.2%減少した。日本の生産量減少は4年連続。10位圏内の国で生産量が減った唯一の国でもある。協会は「日本は半導体チップ不足の継続で主要完成車メーカーの業績回復が遅れたために生産量が減少した」と説明した。

 インドは545万6千台で24.1%増え4位を維持した。インドは2021年に内需販売量の増加のおかげで生産量が29.6%増え、世界4位に名を連ねた。昨年のインド国内の販売台数は472万5千台で、前年比25.7%増加した。抑えられていた需要が復活し、半導体の供給難が解消された結果と分析された。

 5~7位を記録した韓国、ドイツ、メキシコはそれぞれ300万台水準にとどまった。6位のドイツの生産量は374万3千台で、2017年以降5年連続のマイナス成長から脱して9.2%増、7位のメキシコは347万台で10.8%増加した。続いてブラジル、スペイン、タイが8~10位に名を連ねた。

 全生産量のうち、電気自動車(プラグインハイブリッドを含む)の生産割合は中国が26.1%で最も高く、ドイツ(25.4%)、スペイン(12.1%)、韓国(10.5%)の順だった。

アン・テホ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/car/1081869.html韓国語原文入力:2023-03-02 17:10
訳J.S

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