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韓国、年間外国人直接投資が史上初の300億ドル超え

登録:2023-01-03 19:01 修正:2023-01-04 06:46
2022年304億5千万ドル 
グリーンフィールド型が急増、M&A型は急減
精油・石油化学工場が密集する蔚山国家産業団地=蔚山市提供//ハンギョレ新聞社

 経済環境悪化の中でも、韓国で昨年の外国人直接投資は大幅に増えた。年間基準で初めて300億ドルを超えた。

 産業通商資源部が3日に出した「2022年外国人直接投資動向」によれば、申告金額基準の投資規模は304億5千万ドルと集計された。従来の最高記録である前年の295億1千万ドルより3.2%多い。到着金額基準では180億3千万ドルで、前年の186億ドルに次ぐ歴代2位の水準だ。

 産業部関係者は「申告金額は投資意向申告書の提出に基づいて集計したもので、外国人直接投資の動向を把握する先行指標の性格」だとし「毎年同じように申告金額の60%程度が実際の投資につながる傾向だ」と話した。

 申告金額基準による外国人投資を類型別に見れば、グリーンフィールド型は前年より23.3%増えた223億2千万ドル、買収・合併(M&A)型は28.8%減った81億3千万ドルだった。グリーンフィールド型は、工場や事業場を新たに建設する方式の投資を意味する。費用が多くかかり生産段階に至るまでに時間が長くかかるが、投資を受ける国での雇用創出効果は相対的に大きいと評価される。買収・合併型は、既存の企業の持分の一部を買収する方式だ。

 産業部は「世界経済の不確実性の中でも製造業の基盤と制度改善・誘致努力に力づけられ、最高実績を達成した」と評価し「グリーンフィールド型投資が金額も件数も増加し、投資および雇用に対する肯定的効果が大きいと期待する」と明らかにした。

 昨年のグリーンフィールド型投資の代表事例は、オランダの企業が蔚山石油化学複合生産施設増設に投入することにした31億1千万ドルだ。これは買収・合併型を含む全体投資件数3463件の中で最大規模だ。会社名は公開されていない。

 業種別では製造業に対する投資は前年より149.4%増えた124億8千万ドル、サービス業は29.6%減った165億9千万ドルだった。第1次産業、電気ガス・水道・環境浄化業などを含むその他の業種への投資は47.7%増の13億9千万ドルと集計された。

 投資家の国籍別では、米国が前年より65.2%増えた86億9千万ドルで、増加幅や規模で最も目立った。日本は26.3%増の15億3千万ドルだった。中国は21.1%減の14億9千万ドルにとどまった。中華圏(中国、香港、シンガポール、マレーシア、台湾)全体は31.6%減の51億6000万ドルと集計された。欧州連合(EU)28カ国からの投資は36.9%減の80億7千万ドルだった。

キム・ヨンベ先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1074191.html韓国語原文入力:2023-01-03 11:42
訳J.S

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