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「週に2回ラーメン」は韓国人の平均より多い? 少ない?

登録:2022-10-18 02:53 修正:2022-10-18 08:02
昼食が最多…満足度3.9点 
2015年以降、7年連続で輸出額記録更新 
映画『パラサイト』や「プルダックチャレンジ」など韓流の影響が大
ソウル市内のある大手スーパーのラーメン売り場。消費者が商品を選んでいる/聯合ニュース

 「週に何回ラーメン食べる?」

 韓国人は果たして週に何回インスタントラーメンを食べるのだろうか。平均1.7回という調査結果が出た。男性は20代と50代が、女性は30代と40代がラーメンを最も多く食べており、主に昼食に愛用していることが分かった。

 韓国農水産食品流通公社(aT)が先日発表した報告書「2022年加工食品細分市場の現況:インスタントラーメン」によれば、昨年中にインスタントラーメンを購入したことのある15~65歳の男女500人に対してオンラインでアンケート調査を実施した結果、ラーメンを食べる頻度は平均週1.7回だった。男性は1.8回、女性は1.5回だった。

 年齢層で見ると、男性は20代と50代がそれぞれ週2.0回で最も多く、40代が1.6回で最も少なかった。女性は30代と40代がそれぞれ1.6回で最も多く、60代が1.3回で最も少なかった。ラーメンを最も多く食べる時間(複数回答)は昼食が58.2%で最も多く、夕食(43.2%)、おやつ代わり(26.8%)がそれに続いた。

 現在販売されているラーメン製品に対する満足度は5点満点で平均3.9点で、女性が3.95点で男性の3.85点より若干高かった。

BTSのメンバーがラーメンを食べている様子が公開されるなど、韓流の影響によりラーメンの輸出量も増え続けている=資料写真//ハンギョレ新聞社

 一方、昨年の農心、オットゥギ、三養、八道の4大ラーメンメーカーの国内のラーメン小売規模は2兆100億ウォン(約2080億円)で、前年より6.7%縮小していた。各メーカーのシェアは農心が49.5%、オットゥギが26.4%、三養食品が10.2%、八道が8.2%。各ブランドの市場シェアは農心の辛ラーメンが16.9%と不動の1位、続いてオットゥギのチンラーメン(9.5%)、農心のチャパゲティ(7.5%)、八道のユッケジャンサバルミョン(4.8%)などだ。

 国内のラーメン流通経路は大手スーパーが50.0%で最も高く、コンビニエンスストア(19.1%)、独立スーパー(11.2%)などが続いた。オンライン販売の割合は前年より1.9ポイント上昇し、大手スーパーは1.5ポイント下落した。韓国農水産食品流通公社は「コロナの影響でオンライン注文を好む現象がさらに強まったため」と分析した。

 昨年のラーメン生産量は69万2593トンで前年より64.1%減少したが、生産額は2兆4920億ウォン(約2580億円)で10.9%増えた。「ラーメンの価格が昨年、約13年ぶりに11%以上上昇したことが影響を及ぼしたものとみられる」と同公社は説明した。

映画『パラサイト 半地下の家族』がアカデミー4冠を獲得した当時、農心が出したマーケティングポスター=農心提供//ハンギョレ新聞社

 ラーメン輸出は2015年以降7年連続で増加し、最大記録を更新中だ。昨年の輸出額は6億7000万ドルで、前年より11.7%の増。1ドル=1300ウォンで計算すると8710億ウォンほどだ。各輸出先の輸出額の割合は中国が22.2%で最も高く、続いて米国(12.0%)、日本(9.7%)、台湾(4.7%)、タイ(4.4%)、フィリピン(4.2%)、マレーシア(4.1%)の順だった。

 同公社は「コロナ禍以降、海外消費者には間食ととらえられてきたラーメンが一食の食事かつ非常食として注目され、一つの食文化として定着した」、「2020年の米国のアカデミー賞授賞式で映画『パラサイト 半地下の家族』が作品賞など4冠を獲得したことで『チャパグリ』(チャパゲティ+ノグリ)などの韓国のラーメンに対する関心が急激に高まったほか、ユーチューブで辛いラーメンに挑戦する、いわゆる『プルダックチャレンジ』コンテンツが人気を集めたことで、韓国の辛いラーメンを食べるのが流行してもいる」と説明した。パラサイトやイカゲームなどの韓国映画やドラマでラーメンを食べるシーンが登場したり、BTS(防弾少年団)のメンバーが辛いラーメンを好んで食べる映像が拡散するなど、韓流の影響がラーメン輸出の増加の一因としてあげられるということだ。

ユ・ソンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1062958.html韓国語原文入力:2022-10-17 11:37
訳D.K

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