本社社屋、展示コンベンション施設、ホテル、販売施設などに使用
現代自動車グループが10兆5500億ウォン(約1.1兆円)で落札したソウル江南(カンナム)区 三成(サムソン)洞の韓国電力跡地に地上115階、高さ571メートルの超高層社屋などを建てる開発計画(模型図)をソウル市に提出した。計画どおり建物ができれば、来年完工予定の松坡(ソンパ)区 蚕室(チャムシル)の第2ロッテワールド(123階 555メートル)より階数は少ないが16メートル高くなる。
ソウル市は「先月30日、現代自動車グループから三成洞の韓電跡地に対する開発構想および事前交渉提案書を受け取った」と1日明らかにした。 現代自動車はこの場所に地上115階と62階の建物を建て、本社社屋と展示コンベンション施設、ホテル、販売施設などとして使うと提案した。
ソウル市は「市は昨年、韓電跡地に展示コンベンション施設1万5千平方メートルを確保し、道路の向かい側のコエックスとともにマイス(MICE・ビジネストラベル)産業の核心空間にするというガイドラインを提示したことがある。今回の現代自動車の提案書にはこのような施設が含まれている」と話した。ソウル市は今後、現代自動車との事前協議を通じて“公共性ある計画”を用意して、都市建築共同委員会の審議手順を踏み細部開発計画の樹立と都市管理計画の変更などを進める予定だと明らかにした。