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昨年の韓国人の週平均余暇28.3時間…有給は9.9日使用

登録:2020-02-06 01:57 修正:2020-02-06 08:04
国民文化芸術・余暇活動、労働者休暇調査の結果公開
休暇/海/旅行=ゲッティイメージズバンク//ハンギョレ新聞社

 昨年の韓国人の1日当たりの平均余暇時間は平日が3.5時間、休日が5.4時間、週平均が28.3時間だった。労働者が1年間に使用した有給休暇は9.9日だった。5日に文化体育観光部と韓国文化観光研究院が公開した「国民の文化芸術活動に関する調査」「国民の余暇活動に関する調査」「労働者の休暇に関する調査」の結果によると、昨年の1日当たりの平均余暇は平日、休日ともに2016年に比べて40分ずつ増えた。余暇の類型は、「一人で」(54.3%)過ごす割合が徐々に減り、「家族と一緒に」(35.5%)過ごす割合が少しずつ増加する傾向が見られる。余暇活動は「テレビ視聴」(71.4%)の割合が依然として高かった。文体部は「全般的な余暇活動の拡大は週52時間勤務制導入に伴う労働時間減少によるものとみられる」と説明した。

 有給休暇の使用日数は2017年に比べて1.4日増えた。特に中小企業(10~99人の事業所)では10.5日で、2017年より1.9日増えた。有給休暇の使用率は72.5%で2017年より13.3%ポイント高まった。有給休暇中の過ごし方は休息(33.7%)、旅行(32.1%)、家事(18.6%)が多かった。

 昨年の文化芸術イベントの観覧率は81.8%だった。回数は平均6.3回で、2016年(5.3回)、2018年(5.6回)と徐々に増えている。月所得100万ウォン(約9万2400円)未満の世帯の観覧率が51.7%と、調査開始以来初めて50%を超えたのが目につく。地域別では邑・面地域の観覧率(71.4%)が大都市(84.1%)と12.7ポイント差を示したが、2016年の格差(15.5ポイント)よりは縮まっている。

 「国民の文化芸術活動に関する調査」(旧「文化享受実態調査」)と「国民の余暇活動に関する調査」は、2019年から調査の周期が2年から1年に短縮された。「労働者の休暇に関する調査」は2017年に続き今回で2回目。

ノ・ヒョンソク記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/927044.html韓国語原文入力:2020-02-05 15:47
訳D.K

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