トランプ米大統領が、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師と会談する意向を明らかにした。
トランプ大統領は3日、事がうまくいけば、いずれの時点でイランの最高指導者とおそらく会うだろうと述べた。トランプ大統領はニューヨーク・ポスト紙のコラムニスト、ミランダ・ディバイン氏が司会を務めるポッドキャスト番組「ポッド・フォース・ワン」で、イラン戦争終結に向けた米国とイラン対話におけるモジタバ師の関与について質問を受け、「彼は絶対に関与している。私は彼ら(イラン人)が彼を深く尊敬していると思う」として、このように述べた。
同大統領は、モジタバ師に「会う栄誉」には恵まれなかったとし、「彼に会いたい。すべてがどう進展するか次第だが、いつかは会うことになるだろう」と語った。さらに、イランの指導者の健康状態があまり良くないという話を聞いたが、交渉プロセスはモジタバ師の承認を得ているとも述べた。
これに先立ち、トランプ大統領はモジタバ師がイランの最高指導者に選出された後、「軽量級であり、指導者として受け入れられない人物だ」と一蹴した。
また、イランとの終戦交渉の状況について、「急速に進展している」とし、「(イランの)核兵器は存在せず、他にも多くの良いことが起こるだろう」と述べた。続けて「彼らは核兵器を持たないことにすでに同意している」と語った。イランは、イラン戦争前や終戦交渉の過程においても、核兵器を追求しない方針を明らかにしている。このため、現在の終戦交渉では、イランの核兵器保有の有無ではなく、イランの高濃縮ウラン処理などをめぐって双方が論争を繰り広げている。
米軍によるイランの海上封鎖については、「分からない。レイバーデー(9月7日)まで続くかもしれないが、その可能性は低い」とし、「われわれは結局、かなり早く解決することになるだろう」と強調した。
トランプ大統領は、レバノンで攻撃を強行しているイスラエルのネタニヤフ首相に対して罵声を浴びせたことも認めた。ネタニヤフ首相に対して過激な言葉を使い、「正気ではない」と言ったかという質問に対し、「そうだ」と答えた。
これについては「首相がレバノンで戦いを続けていることに少しイライラしていた」とし、「ある時、私が『ビビ(ネタニヤフ首相の愛称)、これを止めなければならない』と言った」と明かした。さらに「ビビのことが大変気に入っている」とし、ネタニヤフ首相が自分を騙してイランを攻撃させたという主張を否定した。「それ(イランとの戦争)を始めたのはこの私だ」とし、「イランが核兵器を保有してはならないため、私が始めたことであり、私がいなければ、今のイスラエルは存在しなかっただろう」と述べた。
トランプ大統領はこの日のポッドキャストで、イラン戦争においてイラン軍が敗北したため、イラン戦争を成功と見なしていると語った。また、「イランは大きな成功であり、何が起こるか見守ろう」とし、「われわれは合意を進めており、うまくまとまれば良いことだ」と従来の主張を繰り返した。また「まとまらなくても、それも構わない」とし、「われわれは別の方法で解決する」と述べた。