サウジアラビアのメディアが、米国とイランが終戦合意案の草案を作成し、数時間以内に合意の成立を発表する可能性があると報じた。
サウジ国営アルアラビーヤは22日(現地時間)、情報筋の話を引用し、パキスタンの仲裁により米国とイランとの終戦合意草案の最終案が作成され、数時間以内に発表される予定だと報じた。
報道によると、合意草案は米国とイランがホルムズ海峡、ペルシャ湾、オマーン湾で航行の自由を保証すること、すべての戦線で即時かつ包括的、無条件に停戦することを内容とする。相互に主権および領土の保全と内政不干渉を確約すること、合意履行の監視および紛争解決のための共同メカニズムの構築、未解決の案件に関する交渉の七日以内の開始、という内容も含まれている。米国がイランの合意条件を順守することを条件に、経済制裁を段階的に解除するとする内容も含まれている。
ただし、この報道では濃縮ウランなどの核に関する内容は言及されていない。核問題は、七日以内に交渉を開始することになっている未解決の問題に含まれる可能性がある。
報道に先立ち米国のマルコ・ルビオ国務長官はこの日、スウェーデンで北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長と会談後、イラン問題について「我々は現在進行中の対話に関する知らせを待っている」として、「多少の進展があった」と語っている。ルビオ長官は前日にも、肯定的なシグナルがあるとして、「過度に楽観したくもない。これから数日間、状況を見守ろう」と述べている。
ロイター通信は前日、イランの高位の情報筋が「まだ合意には至っていないが、立場の差は縮まった」と語ったと伝えた。
パキスタン軍のアシム・ムニール総司令官が前日にイランのテヘランに到着したとされる中、イランの準官営通信社ISNAは「パキスタンの仲裁で米国とイランとの間でメッセージを交換している。これは合意の枠組みを作るためのもの」だと報じた。